こちらは、予備校講師の林修さんの過去の競馬予想です。
どのような本命馬を選んでいたか確認して、今週の競馬予想に役立ててください(゚∀゚)
有馬記念(2020/12/27)
有馬記念の傾向
今週の日曜日はG1有馬記念が行われます。
この有馬記念は一年の締めくくりのグランプリレースです
この秋の1年のレースを見ておかなければいけないと思います
秋のレースで強い勝ち方をした馬はこの有馬記念で勝つんじゃないかと思う人も多いと思います
天皇賞秋とジャパンカップを勝って、この有馬記念を勝つ馬は実際にいました
しかし秋 G 1を3戦とすると消耗してくるんですよ
だから秋にほどよく走っている馬の方が有馬記念で好走するというのは、非常に重要な要素です
ちょっと古くなりますが2007年のマツリダゴッホ
この馬の秋のローテーションを見てみると
- 札幌記念1番人気で7着
- 得意な中山のオールカマーで1番人気で1着
- 天皇賞秋で8番人気で15着
- その後はじっくり休養してジャパンカップは出走せず
- そして有馬記念に臨みます
- 有馬記念では見事に9番人気で1着となりました
結局、天皇賞秋、ジャパンカップ、 有馬記念を使うとなると相当の消耗となります
その消耗にも関わらず優勝した馬は過去2頭います。
テイエムオペラオーとゼンノロブロイです
あの強かったシンボリクリスエスやキタサンブラックでもどこか一つ負けます
秋に適度に余裕を残している馬
最近の派手な勝ち方に目を奪われずにその余力を見てやるのもいいでしょう
林修の注目馬
◎⑨クロノジェネシス 1着
秋の初戦だった天皇賞秋は3着でした
勝ってくれれば良かったんですけれども、この馬にとって2000㍍の高速決着は勝つための条件ではありませんでした
最後にスゴい脚で伸びてきて3着ならば及第点でしょう
そこからさらに上昇して宝塚記念を圧勝した阪神コースに形状が似ている中山コース。
このコースの有馬記念で、牝馬によるグランプリ連覇が実現するのではないでしょうか😏
買い目
3連単マルチ
⑨‐①②④⑤⑩⑬
⑨⑬‐①②④⑤⑦⑩
朝日杯FS・過去10年の競馬
過去の動画をみて、どの馬が勝つか
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朝日杯FS(2020/12/20)
朝日杯FSの傾向
今週の日曜日は朝日杯フューチュリティステークスです
朝日杯フューチュリティステークスが行われる阪神芝1600 M は先週の阪神ジュベナイルフィリーズと全く同じコースです
ただ先週とその前とで変化があったことには気づきましたか?
それは B コースに変わっていたんですよ
それまでは A コースでしたが B コースになって馬場が悪くなった内側のコースを走らないようにしたんです
そのため先週の阪神ジュベナイルフィリーズを参考にして、今週の朝日杯フューチュリティステークスを予想したほうがいいと思いますよ
先週の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝したソダシは、前の方の 2番手につけましたよね
それでそのまま押し切り、タイムも1分33秒1と速い
その B コースが続くのであればやっぱり後ろからは届かないと思います
スゴい切れ味ががあればいいですけれど。
過去10年間で1着から3着になった30頭中
一番数の多いのは京王杯2歳ステークス組で、7/30頭。でも7頭しかいません。
そして最近注目しなければいけないレースはサウジアラビアロイヤルカップです
そのレースからは5頭で5/30頭。5頭と少ないですが、最近6年間での5頭です
距離も同じということと感覚的にもゆったりとここに挑めるので、サウジアラビアロイヤルカップ組は注目しなければなりませんね!
林修の注目馬
◎⑧レッドベルオーブ 3着
この馬のスピードは前走だけではなく未勝利勝ちも1分33分1と速いんです
だから2戦連続して 速いタイムで勝っていると。
で、馬場状態は先週の阪神ジュベナイルフィリーズを見てもわかるように1分33秒1で決まるような速い決着の馬場と言っていいでしょう
前走の G 2勝利に続きここで G 1も制するのではないでしょうかね
阪神JF・過去10年の競馬
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阪神JF(2020/12/13)
阪神JFの傾向
今度の日曜日は阪神ジュベナイルフィリーズです
最近の勝ち馬の名前を見てみると、3歳以降も活躍する馬の名前が目立ちます
2016年の阪神JFで1着のソウルスターリングの2着になったリスグラシュー
その後、宝塚記念と有馬記念の両グランプリーを制覇しています
また海外 G 1馬も制しています
最近では古馬になってからもグングン力をのばす馬も出てきてます
2018年と2019年の阪神JFは、ファンタジーSを制した馬が2連勝中です
なのでファンタジーS組をチェックすれば良いのかと思います。
しかし、過去10年振り返ってみると、勝った馬は3頭で3着以内になった馬は30頭中6頭です
一つの主要路線であることは間違いありませんが、他からきている馬も多いです
別の路線で多いのがアルテミスSで、過去30頭中7頭が3着以内に入っています
また前走を1勝クラスを勝ち上がった馬が30頭中6頭が3着以内に。
さらに新馬戦からここを勝ち上がった馬は30頭中2頭います
なので結構ばらけています
過去10年1着2着3着の合計30頭の主な前走は…
- ファンタジーS組:6頭
- アルテミスS組:7頭
- 1勝クラス:6頭
- メイクデビュー(新馬戦):2頭 など
有力馬の前走、前々走をしっかり見て、たとえ負けていたとしてもちゃんと力の片鱗を見せていた馬はいないかなというチェックをするのが重要です
しかしなかなか絞りにくいレースです
林修の注目馬
◎⑥ソダシ
ついに白毛一族から芝の重賞を制覇したのがソダシです。
前走のアルテミスステークスは速い上がりで東京競馬場で勝ちました
もうこの馬は本物だと。
これで白毛の馬が美しい馬が G 1を制覇したら盛り上がりますよね
ということで、今年は美しい伝説が次々と作られる年です。
この馬もその系譜の中にその名を連ねることになるのではないでしょうか!
チャンピオンズC・過去6年の競馬
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チャンピオンズC(2020/12/2)
チャンピオンズCの傾向
今度の日曜日はチャンピオンズカップが行われます!
冬のダートの王座決定戦です
今年の秋の芝 G 1レースは1番人気が7連勝中です
しかしチャンピオンズカップはダートの G 1レースです
果たしてその傾向が続くかどうか
去年振り返ってみると3歳馬ながらこのレースを制したクリソベリル
そして2着に負かしたのが2017年のチャンピオン・ゴールドドリームでした
ちょっと世代交代かな?という印象を残したレースでもありました
このレースに出走する馬の路線としましては…
過去10年1着〜3着馬の合計30頭中、結果を残しているのが JBCクラシック組です
30頭中10頭馬券に絡んでいます
JBCクラシック組は10頭と強いんですが、 JBCクラシックで1着になった馬は0勝です
今年の jbcクラシックでの1着馬はクリソベリルですが、そのジンクスを覆すことができるのか
しかし、今年のマイルCSで過去0勝だった1番人気の牝馬・グランアレグリアが優勝しました
次々とそういったジンクスが覆されて1番人気が美しい伝説を作る年ですからどうなるでしょうか
林修の注目馬
◎⑮クリソベリル
前走の jbcクラシックで 2着に負かした オメガパフュームは相当強い馬です。
でも全く寄せつけずに完勝でした!
Jbcクラシックから連勝した馬0勝です。
3歳から4歳へと確実に成長したあの力強さを見せたこの馬ならば、ちょっと負けるシーンは考えられませんね
ということで穴党の僕も素直にこの馬に従います!
ジャパンC・過去10年の競馬
過去10年の動画をみて、どの馬が勝つか
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ジャパンC(2020/11/29)
ジャパンCの傾向
今週の日曜日は G 1ジャパンカップが行われます
本当に今年は 歴史に残るジャパンカップになりそうですね
去年を振り返っておきましょうか
去年勝ったのは東京巧者で3番人気のスワーヴリチャードでした
2着にはカレンブーケドール
オークスで2着になりました
カレンブーケドールは唯一の3歳牝馬でした
3歳牝馬の斤量は53 kg
これは本当に有利ですね
牝馬三冠馬 が3歳時にジャパンカップを目指した場合、過去10年で2頭います。
2012年のジェンティルドンナと2018年のアーモンドアイ
三冠を制するだけの実力があって、さらに斤量が53 kg。これは有利ですよね
ちなみに2012年にジェンティルドンナが勝ったジャパンカップ
このレースで2着になったのがオルフェーヴルで、1年前の 牡馬三冠馬でしたね
ですので三冠馬同士の対決というのはなくはないです
しかし同じ年での三冠馬がその年のジャパンカップで激突する
これは史上初めてのことでございます
今後、いつ実現するかわからないレースですね
それだけでも盛り上がるのに、ふたつ先輩の牝馬三冠馬・アーモンドアイまで参戦しています
これからさき長く競馬をやっても、なかなか巡り合えない対決だと思います
こんな素敵なジャパンカップを楽しみたいですね!
林修の注目馬
◎⑤デアリングタクト
今年はさすがに穴党の僕でも三冠馬の中から勝ち馬が出ると思っています
その中で選んだのが無敗の三冠牝馬デアリングタクト
この条件と同じ オークスでは 進路がない ところから見事差し切り勝ちを決めました
東京競馬場はこの馬に合っています
3歳牝馬で斤量が53 kg
これはとっても有利ですね
総合的に考えて僕が狙う三冠馬はデアリングタクトです😊
マイルCS・過去10年の競馬
過去10年のマイルチャンピオンシップは1番人気の優勝がゼロです。
今年の一1番人気はグランアレグリア(予想)
騎手は2週連続でG1を勝利しているルメール騎手。
勝つのか勝たないのか。
林先生に聞いてみよう(゚∀゚)
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マイルCS(2020/11/22)
マイルCSの傾向
今年のマイルCSは先週のエリザベス女王杯に続いて阪神競馬場です
マイルCSが阪神競馬場で行われるのは史上初
今年の秋のG1・5戦。
全て1番人気が勝ちましたので5戦5勝です。
1番人気が多くのファンに支持されているから1番人気になります
ですので1番人気が勝つということは、多くのファンの願いが叶っているということになります
逆に一部しかいない穴党は毎週苦しい思いを過ごしています
過去10年を見ると比較的堅く収まることが多いです
かといって1番人気が圧倒的に強いかというとそうではありません
過去10年で1番人気は0勝です
また、過去10年で牝馬も0勝です
しかし、我々長く競馬をやっている人間からすると牝馬が勝っているのを過去何回も見ています
- 1994年のノースフライト
- 1993年のシンコウラブリイ
ですので、牝馬がマイルCSに通用しないということはないです
たまたま過去10年牝馬が勝っていないということかもしれませんね
本当に強い馬であればここでも勝てるんではないかとオールドファンは思っています!
林修の注目馬
◎⑰サリオス
前走の1800㍍の毎日王冠。
その毎日王冠よりも200㍍縮まったマイルCSの方が より能力が発揮できるだろうと思っています
毎日王冠でのあの末脚であれば直線の長い阪神競馬場は合っているでしょう
お姉さんはサラキア。先週のエリザベス女王杯で2着になっています
お姉さんは2着でしたが弟は1着になって、この秋・姉弟揃って活躍というシナリオはいかがでしょうか?(゚∀゚)
エリザベス女王杯(2020/11/15)
エリザベス女王杯の傾向
皆さん、今年のエリザベス女王杯は阪神競馬場です
阪神競馬場の2200 M の G 1レースといえば宝塚記念と同じです
今年の宝塚記念はクロノジェネシスがとても強い勝ち方をしました
ただ宝塚記念の阪神競馬場は、シーズン最後で馬場が荒れてなおかつ梅雨時で雨降る
今年は、ずっと阪神競馬場を休ませたわけです
芝がとてもいい状態で 雨が降らなければ高速決着になるんではないかと
一番人気の成績は過去10年間で
1着1回、2着3回、3着3回
しかも過去10年間で一番人気で勝ったのは2011年のスノーフェアリーのみ
日本馬で 一番人気で買った馬は過去10年でゼロです
過去10年の1着から3着馬の合計30頭のうち
- 前走、府中牝馬ステークス組が11頭
- 前走、秋華賞組が7頭
- 前走、オールカマー組が3頭
前走オールカマー組の勝ち馬は
- 2015年のマリアライト
- 2014年のラキスト
2年連続で勝ち馬を輩出しています
オールカマーがエリザベス女王杯と同じ芝2200メートルの距離
それほど多くはありませんが、オールカマーで好走していた馬がいる場合は要注意ですね
林修の注目馬
◎⑧センテリュオ 5着
前走のオールカマーが重賞初制覇でした
実は去年のエリザベス女王杯でも4着と好走しています
あと1歩で手に届くところにいた馬がさらに成長を見せたわけです
今年のエリザベス女王杯での好勝負は大きいですね
2015年のラキシス2014年のマリアライトに続いて、オールカマーで牡馬をケチらした馬がここでも勝利を収める
そう思います!
アルゼンチン共和国杯(2020/11/8)
アルゼンチン共和国杯の傾向
今度の日曜日はアルゼンチン共和国杯が行われます!
東京競馬場芝2500㍍で行われるハンデ戦の G 2レース
2015年のゴールドアクターは後に有馬記念 を制覇しています
2016年のシュヴァルグランもジャパンカップを制覇
2017年のスワーヴリチャードも後にジャパンカップを制覇しています
G2だけの馬ではなくて、その後G1でも通用する馬がここ10年名前を残しています
最近わりとを堅く収まっている原因を調べてみると、過去10年間で…
- 1番人気が3勝
- 2番人気が4勝
- 3番人気が2勝
このことから過去10年で1番人気〜3番人気の馬が勝つ確率は9割!
このことから近年は荒れないのです。
かつての記憶があって穴狙いをすると、ひどい目に合い続けるという結果になります
それは僕(林修)の実体験です
ディープ産駒はこのアルゼンチン共和国杯の2500㍍で1勝もしていません
しかしディープ産駒は2400㍍になると強いです!
少し時計がかかってパワーが必要な馬場になりやすい傾向があるのかなと思います
それにしてもディープ産駒が来ないのは不思議ですね
巡り合わせかなとも思います
今年はディープ産駒が歴史を変えるかもしれません!
林修の注目馬
◎メイショウテンゲン
前走の宝塚記念でも5着に入着しましたからね
東京競馬場の長い直線はどうなるか
2020年のダイヤモンドS(東京コース)で惜しい2着になっています
だから距離が伸びても東京競馬場でも不安はない
メイショウテンゲンはディープ産駒
ディープインパクト産駒が10年いい結果を残していません
ただ 今の充実ぶりを考えればそ、の傾向を覆(くつがえ)して、ここでも結果を出してくれるのではないでしょうかね👍
天皇賞秋(2020/11/1)
天皇賞秋の傾向
去年は断然1番人気のアーモンドアイが勝ちました。
1番人気は過去10年【5.2.1.2】
複勝率は80%です。
かつては荒れました。
1992年の天皇賞秋の1着は11番人気のレッツゴーターキン
1番人気のトウカイテイオーは馬群に沈んで7着でした。
最近が堅く収まる理由は…
過去10年で1着〜3着になった30頭の馬のうち、11頭が前走毎日王冠です。
11/30
京都大賞典からはなんと30頭中1頭でラブリーデイのみです。
前走、宝塚記念から夏休んで、天皇賞秋に直行したのが30頭中7頭。
ちなみに2017年の1着〜3着全てが前走宝塚記念からの直行組でした。
調教技術が進歩したこともあって、多少感覚が空いてもしっかり結果を出してしまう。
夏競馬は夏競馬でひとつ終わって、秋競馬は春実績を残した馬がまた戻ってくる。
これを「夏競馬と秋競馬の分断」と呼んでいます(゚∀゚)ヤカマシイ
林修の注目馬
◎⑦クロノジェネシス
宝塚記念見ました?圧勝でしたよね。
天皇賞秋が高速決着となった場合、クロノジェネシスにとってはいい条件とは言えないと思います。
でも、あの宝塚記念を見ると、克服してくれるのではないかと。
ましてや宝塚記念から直行となると、今、主流のルートになりつつあります。
僕はあの脚をもう一度信じたいと思います!
菊花賞(2020/10/25)
菊花賞の傾向
去年勝ったのは3番人気だったワールドプレミア。
純粋に長距離が向いていると言う種牡馬は少なくなりました
しかしお母さんのほうにどのような血が入っているのかを見てみると…
去年買ったワールドプレミアの母の父は、ドイツの年度代表馬・アカテナンゴ
スタミナのある血統が母系には配合されていました
2着になった8番人気のサトノルークス
母の父はサドラーズウェルズで、重くてタフな馬場に向いているアイルランドの種牡馬でした
1番人気で負けたヴェロックス
母の父はモンスーン
ドイツの種牡馬で思い血が入っていました。
結局、上位3頭の全ての母父に重いヨーロッパの血が入っていたのは覚えておいていいのかなと
ローテーションの話ですと
過去1着〜3着になった30頭中
18頭が神戸新聞杯組とかなりの確率です。
しかも、1着〜3着に2頭きたケースは8回あります。
ですので、素直に神戸新聞杯の中から2頭軸を見つけて、それを3連単・3連複の軸にし、それが当たっていれば自動的に的中する。
特に今年は神戸新聞杯を勝った馬があの馬ですからね。
林修の注目馬
◎③コントレイル
今年は無理な穴狙いをしても仕方がないでしょう
夏どんなふうに過ごしたかなと見ていた神戸新聞杯も楽勝でしたね
ただ血統的に見ると神戸新聞杯からさらに距離が伸びて良いかは疑問です
このことを直接福永騎手にインタビューしたときに「こなせると思う」と言ってました
同じ年に牝馬、牡馬の3冠馬誕生を祝福しましょう!
秋華賞(2020/10/18)
秋華賞の傾向
去年は桜花賞馬のオークス馬もいないと言うちょっと特殊な状況でした
その中で秋華賞を勝ったのは4番人気のクロノジェネシス
基本的にはオークスからの直行組は秋華賞では凡走続きでした
やはり一度は秋を使っておかないといけませんが、スーパースターは一発で覆(くつがえ)します
そのスーパースターはアーモンドアイ
オークスからの直行組で秋華賞勝ってしまいました
その理由は調教技術の進歩にあると思われます
ですから本当に力のある馬であれば春以来間隔が空いていても、この秋華賞でも充分通用するとアーモンドアイが証明しました
そもそもアーモンドアイは春の2冠馬でした
また、春の2冠を制して、この秋華賞に挑戦してきた馬は2000年以降5頭います
そのうちの4頭は秋華賞を制して3冠馬になっています。
ここ20年、2冠馬がこの秋華賞に挑んでくらば3着以内にくるし、大体1着になりますね
その時の配当ですが、4桁の安い配当になることが多いですね
アーモンドアイ:秋華賞優勝時の3連単配当・5,600円
このように穏やかな決着になります。
果たして今年はどうなるでしょうか!
林修の注目馬
◎⑬デアリングタクト
オークスも苦しい競馬だったと思います
しかし自力が違うという形で他の馬を切り捨てました
確かに京都の内回り2000㍍というのは、この馬にとってベストではないと思います
しかしあれだけの力差があれば克服してくれるのではないでしょうか
史上6頭目の牝馬3冠馬が誕生する
しかも今までの5頭と違うのは、デアリングタクトは無敗です
我々は、強い馬が強い勝ち方をすることを信じてこのレースに臨みましょう✌️!
毎日王冠(2020/10/11)
毎日王冠の傾向
この毎日が王冠は最もG1に近いG2と言っても良いでしょう。
過去10年を見てみますと、この毎日王冠前、または毎日王冠後にG1を勝った馬が5頭もいます。
もう一つの特徴としまして、この毎日王冠から東京開催が始まります
そのため馬場がとてもよく高速決着で終わることが高いです
ちなみに東京芝1800メートルのコースレコードは、1分44秒2で、この毎日王冠を優勝したチョウサンです
仮に日曜日に台風で雨が降って馬場が重たくなれば、2016年の優勝馬ルージュバックのタイム。
1分46秒6(稍重)くらいのタイムになるなることも十分考えられます。
また路線的に多いのが春・G1戦線を戦って、夏じっくり休養することによって疲れをとりそして秋もう一度ここで新たにもう一度スタート。
そのような馬が、16頭/30頭です。
一番多い路線はエプソムカップを使って、この毎日王冠を使うタイプが5頭/30頭
そのため夏の延長と言うよりも、秋の始まりといった印象が強いレースです。
ここを一叩きして、その先のG1へと、という馬が多いですね
かつてのオグリキャップもここから秋が始まりましたからね
毎日王冠のオグリキャップが強かったですからね。
1988年・1989年を連覇。秋のG1でも活躍した。
林修の注目馬
◎⑨サリオス
言い切りましょう!
今年は一強です!
この馬はコントレイルさえいなければ、G3を3つ勝っていてもおかしくなかった馬です。
断然の力を持っている馬が、G1を勝っていないと言うことで斤量が54キロで出走できるのです。
これは有利ですよね。
さすがに穴党の僕でもサリオスで勝負です!
スプリンターズ(2020/10/4)
スプリンターズSの傾向
いよいよG1戦線開幕です!
去年は2番人気のタワーオブロンドンが勝ちました。
硬く決まったので僕にとっては残念な結果でした。
しかし、過去10年一番人気は1着4回・2着1回・3着1回の成績、複勝率は6割です。
6割なので信頼できるとみるのか、4割も来ないとみるのか
このように見方が分かれるんでしょうね。
過去10年の1着から3着馬の合計30頭が、どのローテーションで参戦してきたかというと。
- 圧倒的に多いのはG2セントウルステークス・11/30頭です。
次に多いのがG3キーンランドカップで8/30頭。
このセントウルSとキーンランドCをプラスすると、合計19頭いますので、この中から有力な馬がいないかを探す。
そして春のG1、高松宮記念からの直行組は2/30頭。
この2頭はキンシャサキセキとミッキーアイルで、両馬ともすでにG1を勝っていました。
G1を勝てるような馬であれば、多少間隔が空いてもこのスプリンターズSの勝つ事はできます。
まずは…
- ステップベースとして位置づけられているレースを見るのか
- それとも力があるから間隔が空いていても大丈夫な馬を選ぶのか
そこがこのレースを見極める重要なポイントになるのではないでしょうかね。
林修の注目馬
◎②モズスーパーフレア
前走の北九州記念では、牝馬にもかかわらず56.5キロというハンデで2着に粘りました。
本当に力がついたんだなと思いました。
となれば一叩きして得意の舞台に場所を移せば、文句なく今回も主役でしょう。
これは春秋スプリントG1制覇となるのではないでしょうか!
神戸新聞杯(2020/9/27)
神戸新聞杯の傾向
去年の神戸新聞杯は一番人気2番人気3番人気と言うガチガチの人気で決まりました
毎年大体硬く収まります
だからテンションが上がりません。
- 過去10年:1番人気・1着7回、2着2回
連対率9割です。
強い馬が強いレースを見せてくれるのをじっくり楽しむ、そういったレースです。
この神戸新聞杯で強い馬は?
- ダービー直行組
春はクラシック戦線に参戦し、夏は休養にあてる。
秋初戦をこの神戸新聞杯を選んで菊花賞に向かう。
過去10年、1着〜3着までの30頭のうち、前走日本ダービーだった馬は17頭。
半分以上がダービー直行組です。
しかも過去10年でダービー直行組が3着以内にならなかった年は1度もありません。
ダービー組の一頭は必ず来るということになってます。
特にダービーで上位になった馬は、神戸新聞杯でも大体人気に応えてるんですよ。
- サートゥルナーリア
- ワグネリアン
- レイデオロ
- サトノダイアモンド
- ワンアンドオンリー
- エピファネイア
- ゴールドシップ
- オルフェーヴル
- ローズキングダム など
さらに、神戸新聞杯の時点で2冠馬だった馬はオルフェーヴルですが、やはり勝っています。
快勝でした!
と、なると今年の2冠馬にコントレイルがいますね。
果たしてオルフェーヴルの再来となるのでしょうか?
林修の注目馬
◎②コントレイル
コントレイルは、春は1頭だけ次元の違うレースをしました。
夏も順調に過ごしたと聞いています。
普通に走ってくれれば、特に絶好調でなくてもこの条件であれば勝ってしまうであろうと。
我々としてはディープ以来の無敗の3冠馬誕生を期待したくなりますね。
と、言うことで迷うことなく、穴党の僕でも本命はコントレイルです!
ローズS(2020/9/20)
ローズSの傾向
ローズステークスは3着以内に入った馬に対して、秋華賞(G1)への優先出走権が与えられる大事なレースです。
2019年、去年の1着はダノンファンタジーで人気に応えて勝ちました。
過去10年の結果を見てみると、3着までになった30頭のうち半分の15頭が前走オークス直行組です。
2019年、去年の1着から3着もすべてオークス直行組でした。
ですので、基本的にはオークス直行組が強いのです。
さらにオークス直行組は過去10年で、3着以内に来なかった年は1度もありません。
必ず毎年オークス直行組が一頭、馬券に絡みます。
ただ、必ず1頭オークス直行組が来るといっても、残りが意外な馬が来てしまいます。
例えば、2014年の2着・タガノエトワールは15番人気で、前走は3歳未勝利・1着から馬券に絡んだのです。
実績を優先するか、勢いを優先するか。
それによって選ぶ馬が変わってくるレースです。
また、今年のローズステークスは2冠牝馬のデアリングタクトが、秋華賞へ直行するため出走してきてません。
逆に他の馬はここで強い勝ち方を示し、もう一度デアリングタクトに挑戦状を叩きつけるチャンスでもありますね。
林修の注目馬
◎⑤リリーピュアハート
先程のデーターのように毎年必ず1頭、オークス直行組が来るので、軸はオークス組から選びます。
2400㍍のゆりかもめ賞を勝ってオークスに挑んでいたのでかなり期待していました。
しかし、スタートが上手くいきませんでした。
でも、最後はそこそこ良い脚で押し上げてきましたので実力はあるだろうと。
夏、しっかり休養に当てて、さらに成長した姿を見せてくれれば、充分春の巻き返しを果たしてくれるのではないか。
リリーピュアハートに大きな期待を抱いています!
セントウルS(2020/9/13)
セントウルSの傾向
今日はちゃんと授業をやろうと思います!
このセントウルSは…
- 「夏シーズンの終わりなのか」
- 「秋シーズンの始まりなのか」
2017年の勝馬・ファインニードルは夏シーズンの終わりの馬でした
- 水無月S(6月)1着
- 北九州記念(8月)5着
- セントウルS(9月)1着
条件戦を勝ち上がってオープン入りし重賞に挑戦した北九州記念では5着
そしてもう一度立て直して、セントウルSにチャレンジし重賞初制覇を果たしました
しかし、その後のスプリンターズS(10月)では、夏の疲れが出て12着と大敗しました
翌年の2018年のファインニードルは…
- 高松宮杯1着(3月)1着
- チェアマンズスプリントプライズ(香港・4月)4着
高松宮記念を勝ってG1馬の仲間入りを果たしました
そのため、夏シーズンは無理をせずお休み。
休み明けでセントーS(9月)を使って1着
その勢いのままスプリンターズステークス(9月)も1着。
このことからこのセントウルSが「秋の始まりとみるのか」」「夏の終わりとみるか」によって、狙う馬が全然変わってきます
今日はちゃんとした競馬の授業をしました!
いかがだったでしょうか?
でも2019年、去年のタワーオブロンドンは例外です
- 函館スプリントステークス:3着(6月)
- キーンランドカップ:2着(8月)
- セントウルステークス:1着(9月)
- スプリンターズステークス:1着(9月)
夏の終わりからスムーズに秋が始まってしまって、セントウルSでは3馬身差の圧勝
その勢いでスプリンターズSも制してしまいました
このタワーオブロンドンように夏から秋にかけてずっと活躍する間はそんなにいません
夏をずっと使えば秋疲れが溜まります
有力馬は夏休んで秋から始動することも多いです。
今は「夏の終わりか」または「秋の始まりか」でとらえていいんじゃないかと思います。
林修の注目馬
◎⑯ダノンスマッシュ
この馬はG1になると、人気になりながらも結果が出ていません
しかしG3やG2ではほとんど崩れていない
今回は夏にゆっくり休養をとっています。
いよいよ悲願の大きなタイトルを目指す時。
このセントウルSから始動するです
お父さんのロードカナロアは2回連続で敗れました
でも、その子供のダノンスマッシュが、このセントウルSでその雪辱を晴らすのではないかと見ております。
新潟記念(2020/9/6)
新潟記念の傾向
ここ2年ちょっと新潟記念らしからぬ結果に終わっています。
その流れを作ってしまったのは2018年のブラストワンピースではないでしょうか。
ダービーで人気になるような馬が直行するようなレースではなかったのです。
2017年以前を見てみると、天皇賞秋を向けての前哨戦のような雰囲気は全くありませんでした。
しかし2018年以降は、馬場の良い新潟記念を使って秋に備えるレースと言う位置づけになったのかもしれません。
ただ以前と変わっていない面もあります。
それは3着に人気薄がくるということです。
- 2019年の3着馬が8番人気のカデナ
- 2018年3着は13番人気のショウナンバッハ
このレースはなぜか3着に人気薄の馬が来ることが多いのです
過去12年の3着馬の平均人気を調べてみると、およそ8.8番人気と言う数字が出ました。
実力馬が優勝したとしても、3着には人気薄が来てそれほど堅く収まらないと言う傾向が新潟記念にはあります。
ですので今年の3着も思い切って人気薄を狙ってみたいですね
林修の注目馬
◎⑧サトノガーネット
去年、中日新聞杯を勝った後、いまいちの結果が続いていました。
しかし前走の小倉記念で6番人気で2着と好走したのです。
このサトノガーネットはサマー2000シリーズのポイントを持っています。
なのでここを勝てば優勝するチャンスはあります。
それならば目一杯の仕上げをするのは間違いないといえます。
左周りに関しては中日新聞杯で実証済みです。
僕(林修)は迷わずサトノガーネットが本命です!
キーンランドC(2020/8/30)
キーンランドCの傾向
去年は実力馬ダノンスマッシュが人気に答えて1着。
2着も人気のタワーオブロンドン。
3着も人気のリナーテ。
本当に堅い結果でした。
このキーンランドC、過去10年で1枠の馬が1回だけ勝っています。
- 2013年、1枠1番フォーエバーマーク。
しかし、この2013年のレースな、札幌競馬場のスタンド改築工事のため、函館競馬場で行われたもの。
ということは、過去9回、札幌競馬場の1枠1番の馬は0勝です。
また、1枠〜3枠の複勝圏内も、外枠に比べたら結構低いです。
ローテーション的には前走函館競馬場だった馬の方が好走率が高いです。
林修の注目馬
◎④ビリーバー
ビリーバーは、サマースプリントシリーズで4ポイントの10位。
杉原誠人騎手のこの馬に掛ける思いがすごく伝わってきます。
3走前のUHB杯で、ビリーバー1頭に乗るために函館競馬場に行ったといっても過言ではない。
結果は6着でしたが、次走のTVh杯では見事に勝利を収めました。
そして前走のアイビスサマーダッシュでは、9番人気の低人気を覆して、勝馬にタイム差なしの3着。
杉原騎手の熱い思いを信じて、僕の本命はビリーバーです!
北九州記念(2020/8/23)
北九州記念の傾向
同じ日に札幌記念が行われます。
でも個人的にハンデ戦の方が力が入るタイプです。
なのであえて北九州記念の予想にします。
実際にハンデ戦という結果が出ています。
過去10年間で1番人気は0勝と勝っていません。
この荒れるハンデ戦で注意するところはサマースプリンであること。
特に3戦目のアイビスサマーダッシュで、注目するのは着順ではなく人気です。
アイビスサマーダッシュで3番人気以内の馬がくることが多いです。
実際、去年の1着、ダイメイプリンセスは9番人気で1着。
アイビスサマーダッシュでは2番人気で6着でした。
前走、成績が悪いとちょっと今は調子が悪いんじゃないかということで軽視してしまいます。
当然、アイビスサマーダッシュで人気になっているということはそれだけ力があるということ。
なので、前走の着順だけではなく、人気にも注意が必要です。
また、ここ2年。
ハンデの軽い3歳牝馬が、2年連続好走しています。
- 2018年3着:51kg・ラブカンプー
- 2019年2着:52kg・ディアンドル
3歳牝馬でもハンデが軽いということで、十分結果を出しています。
もしかすると、3歳牝馬の軽ハンデは今後のトレンドなるかも知れないので、先物買いという手もありそうです。
林修の注目馬
◎⑦カリオストロ
2019年の万両賞1400㍍で1着になっています。
2歳の12月の時点でタイムが1分20秒台で走っています。
スピードとしての素質がなければこんなタイムは出ません。
またこのカリオストロ。
ちょうど1年前の小倉競馬場でデビューしています。
デビュー戦は小倉競馬場芝1200㍍で2着でした。
2着でしたが1年前と同じ条件で今度は1着になって、重賞初制覇!
なかなかのシンデレラ・ストーリーと思いませんか?
小倉記念(2020/8/16)
関屋記念の傾向
去年はメールドグラースが1番人気で1着。
その後、オーストラリアのG1、カーフィールドカップも制覇しました。
そして、2018年・2019年と1番人気が優勝している小倉記念。
しかし、過去10年で1番人気の勝ち馬は上記の2頭のみです。
- 過去10年の1番人気:2勝2着1回3着2回
複勝率は50%なので、信頼度が高いとは言えません。
ローテンションについて…
- 七夕賞からの参戦する馬が過去10年で3勝
- 鳴尾記念から参戦する馬が過去10年で3勝
2019年・2018年は両年とも鳴尾記念組です。
まずチャックするのは
- 七夕賞組・鳴尾記念組参戦馬
- 春のG1で良い成績が残せなかった馬
自力を発揮し結果を残すことが多いです。
- 条件戦から勝ち上がってきた馬
この条件戦で圧勝してきた馬がいればチェックが必要です。
また
- 今週からスタートする小倉開催なので絶好の馬場状態
なのでスピードに優れる馬を探すのもポイントになりそうです。
林修の注目馬
◎ランブリングアレー
今年は4戦3勝で快進撃。
前走の垂水ステークスは2着に0.3秒差をつけての圧勝。
条件戦とはいえこの差はなかなか付きません。
完全に本格化して、しかも…
- 今週から開幕週で小倉の馬場状態は良い
- 父・ディープインパクトから受け継いだスピード
この条件から今年の小倉記念の主役は確定じゃないでしょうかね。
僕はこの馬で勝負します✌️
レパードS(2020/8/9)
レパードSの傾向
去年は劇的なことが起きました。
白毛馬のハヤヤッコが勝ち、白毛馬としては史上初、JRAの重賞を制覇しました。
ちなみに芦毛と白毛の違いは…
- 芦毛は最初のうちは黒い感じがあります
- 年齢を重ねると白くなります。
一方白毛馬は…
- 最初から白い馬です。
- そのため一つの系列として白毛と認められています。
その白毛のハヤヤッコはレパードSで10番人気でしたのでなかなか買えませんでした。
レパードSはここ3年荒れています。
特に2017年と2018年は…
- 2017年12番人気:2着・サルサディオーネ
- 2018年5番人気:1着・グリム
2017年のグリムは人気薄の逃げ馬が連に絡んでの波乱です。
2017年の話をします。
2017年の年は私(林修)は小倉記念のプレゼンターという大役を仰せつかりました。
小倉記念の方が発走も結果も早く、僕の勝った馬券は来ませんでした。
でも、プレゼンターなので優勝した秋山騎手ににこやかにおめでとーという感じでした。
ちょうどそのときにレパードSの発走で、ターフビジョンにはレースの模様が映っていました。
小倉記念のプレゼンターなので表彰式に集中しなければいけません。
でもそのレースの様子をみてましたが、結局レパードSは大荒れ。
小倉記念も外れ、レパードSも結局大荒れで外れる中での秋山騎手へのおめでとうでした。
この2017年のレパードSは…
- 1着ローズプリンスダム:11番人気
- 2着サルサディオーネ:12番人気
当時の500万下、今の1勝クラスを勝ってレパードSにチャレンジ。
もともと逃げ馬が有利と言われる新潟ダート1800㍍
人気薄であっても逃げ馬は警戒したほうが良いでしょう。
林修の注目馬
◎ラインベック
父・ディープインパクト
母・アパパネ
両方合わせてG1は12勝。
血統を考えればダートが向いているとは言えませんでした。
でも、初ダートだった前走の西脇特別、ダート1800㍍で1着
らくらく押し切ったレースぶりを見ていると、新潟ダートにはピッタリ。
素直にこの馬を信頼しましょう。👌
クイーンS(2020/8/2)
クイーンSの傾向
過去のレースで記憶に残るのはオースミハルカ。
2003年&2004年で連覇しています。
特にすごかったのが2003年。
1番人気に支持されたのがG1で2勝していたあのファインモーション。
2番人気はG1で3勝のテイエムオーシャン。
強い馬たちがいる中で、オースミハルカは逃げました。
そしてあれよあれよと逃げっ切ってしまったのです。
- 1着:オースミハルカ
- 2着:ファインモーション
- 3着:テイエムオーシャン
オースミハルカは強い馬と戦って勝ってはいるものの人気にならない馬。
2004年のクイーンSも5番人気で出走しましたが連覇を果たしたのです。
この2004年も2003年のように逃げて逃げ勝ちしたのです。
クイーンSを語るに当たって、オースミハルカを外すことはできません。
クイーンSの過去10年1番人気は…
- 1着5回
- 2着2回
- 3着1回
1番人気は2018年、2019年と2連勝中。
しかし、2016年と2015年には人気薄が1着になっています。
- 2016年:9番人気
- 2015年:7番人気
この2016年と2015年の人気薄の馬には共通点があります。
それは…
- 過去3走内に福島牝馬Sで好成績を収めている
福島牝馬Sで上位に好走していても、その後凡走していると人気が落ちます。
- 福島牝馬Sの距離:1800㍍
- クイーンSの距離:1800㍍
距離が同じということで、福島牝馬Sで好走した馬が、その後2戦凡走しても突然好走することは十分にありえます。
そしてこの条件に当てはまる馬が今年はいるのです!
林修の注目馬
◎⑩リープフラウミルヒ
リープフラウミルヒは、2走前の福島牝馬Sで13番人気で2着と好走。
前走のメーメイドSでは評価が上がって6番人気になりましたが11着惨敗。
この惨敗で人気は落とすと思います。
また、リープフラウミルヒの札幌競馬場での成績は…
- 2戦2勝
こんなにピッタリと条件が当てはまる馬がいるのです。
だからなんの迷いもなくリープフラウミルヒで勝負です!😊
アイビスサマーダッシュ(2020/7/26)
アイビスサマーダッシュの傾向
過去10年の優勝騎手を見てください。
こんな重賞他にない。
西田騎手が2勝しています。
2017年と2010年
千直職人西田騎手です。
過去10年で2回西田騎手の名前があってほしい。
去年の勝ち馬はライオンボス。
去年はニューヒーローの誕生を感じたレースでした。
突然現れました。
ダートの短距離で頭打ちになった馬が直線1000㍍に路線変更。
そういった馬が結果を出すことが過去にあります。
その理由は…
- ダートの短距離で力をつけて先行力を磨かれる
- でもダートだと最後に差されてしまう
- その馬が千直に路線変更すると粘ることがある
だからそういった馬は黙って買います。
アイビスサマーダッシュは内枠の馬がわざわざ外に進路を取ります。
距離ロスしてまで外ラチを選んで走るのですが意外に残る。
しかし、最近のアイビスサマーダッシュは開幕週に行われるのでイメージほど外枠の馬は来てません。
- 力のある馬は多少内枠でも上位に来る。
- ちょっと力がなくても枠がいいとそれを生かして上位に来る
そういったバランスで考えるのがいいのではないでしょうか。
林修の注目馬
◎⑭ゴールドクイーン
驚いたレースは長月ステークス。
スタートすぐに飛び出し外枠から逃げました。
少しペースは速かったので逃げ潰れると思っていました。
しかし、直線に入っても衰えることなくどんどん突き放し、1着でゴールイン。
このようにスピードの絶対値が違う馬が、スピードの絶対値が活きるアイビスサマーダッシュにチャレンジしてきた。
ここで狙わずしてどこで狙うのでしょうか。
迷わずゴールドクイーンです。
函館記念(2020/7/19)
函館記念の傾向
だいたい結構荒れるレースです。
去年は例外で1番人気のマイスタイルが逃げ切って勝ちました。
過去10年で1番人気の成績は、1着1回、2着1回、3着0回、4着以下8回
連対率は2割ほどです。
1番人気は疑った方がいいかなと思います。
また面白い傾向として…
- 7番人気の馬が注目です
その理由は…
- 過去10年で0勝です
しかし7番人気の馬は…
- 1着0回、2着2回、3着5回
でも7番人気の馬を買ったと思ったら、発走直前で8番人気になっていることもあります。
難しいです。
過去どのレースが馬券に絡みやすいかというと…
- 巴賞
去年の1着、2着馬は巴賞組です。
では、巴賞組を買えばいいですが、去年の1着マイスタイルが巴賞で9着。
2着のマイネルファンロンは巴賞で12着。
巴賞組で連対した馬が過去10年で馬券に絡んだのは3着が1回だけ。
過去10年の巴賞組の1着、2着馬は過去0勝。
このことから巴賞の結果に引きづられないことが大事ですね。
林修の注目馬
◎マイネルファンロン
去年の函館記念の2着馬です。
この馬の持ち味は軽快な先行力。
タフなコースよりも直線が短い、かつ直線が平坦な函館競馬場や福島競馬場ではないかと
去年も巴賞で12着から函館記念2着。
今年はエプソムカップ12着から函館記念参戦です。
12着に負けてから函館記念2着に来るというのがこの馬のスタイルかも。
もしかしたら2着よりも良い結果になるかもしれません。
ということで今年はマイネルファンロン勝負です!
七夕賞(2020/7/5)
七夕賞の傾向
七夕賞はワクワクしますね。
穴党としてはたまりません。
過去10年では…
- 2010年:1着:ドモナラズ 11番人気
- 2018年:1着:メドウラーク 11番人気
このようにナニが来るかわからないレースです。
去年は3番人気のミッキースワローが勝って、菊沢騎手重賞初制覇。
この馬を管理しているのが父の菊沢隆徳調教師。
父・菊沢隆徳調教師もジョッキーでした。
で、菊沢隆徳調教師の弟・菊沢隆人さんも元ジョッキーでした。
1992年の騎手デビューの年に9番人気チェリーコウマンで重賞初制覇。
穴を出す遺伝子を菊沢騎手は受け継いでいてほしいですね。
福島競馬の特徴は…
- 右回り
- 小回り
- 直線が短い
非常に器用な脚が使えるかが問われる競馬場です。
そういったことで福島競馬場で実績のある馬を徹底的に探します。
形態としては小倉競馬場に近いので、小倉実績があれば福島実績に準ずるものとして扱っても大丈夫と思います。
逆に、のびのびと走れる東京競馬場・新潟競馬場の実績がある馬は、少し割り引いて考えるのも一つのとらえ方と思います。
林修の注目馬
◎⑤マイネルサーパス
過去に七夕賞で好走している馬の傾向にうまくハマっています。
- 前走の福島民報杯は同じ条件で優勝
- ラジオNIKKEI賞で2着
- きんもくせい特別で1着
このように福島競馬場は連対率100%です。
確実に上位に来てくれるのではないでしょうか
CBC賞(2020/7/5)
CBC賞の傾向
CBC賞は名古屋のテレビ局。
本来は中京競馬場で行われるレースです。
でも、今年は阪神競馬場で行われます。
傾向としては5歳馬が圧倒的に強いです。
過去10年で6勝あげています。
3着以内に入った30頭中14頭が5歳馬。
5歳馬が1着から3着までを独占したのは過去に3回あります。
5歳馬が軸として適切であることは高いです。
CBC賞はリピーターが多いレース。
- 2018年:アレスバローズ1着
- 2019年:アレスバローズ2着
- 2013年:マジンプロスパー1着
- 2012年:マジンプロスパー1着
- 2012年:ダッシャーゴーゴー3着
- 2011年:ダッシャーゴーゴー1着
- 2010年:ダッシャーゴーゴー2着
ダッシャーゴーゴーは…
- 2012年3着:中京競馬場
- 2011年1着:阪神競馬場
- 2010年2着:京都競馬場
すべて違う競馬場で好走しています。
今年は阪神1200㍍。
ダッシャーゴーゴーのように従来の傾向通り買うのか
または、阪神競馬場なのでいつもの中京コースとは別のレースとして買うのか。
それはあなた方次第です。
林修の注目馬
◎ジョイフル
今年のCBC賞と同じ条件の2019年暮れのタンザナイトステークスで1着ととても強かったです。
直線でナックビーナスを並ぶことなく一瞬で差し切りました。
最後方から差し切るレースが脳に焼き付いて離れません。
得意の阪神1200㍍。
タイムがかかるほうが向いています。
もともとダートを走っていた馬でもあります。
近2戦の凡走は目をつむってこの馬にとって適切な条件と思われるCBC賞でジョイフルで勝負します!
宝塚記念(2020/6/28)
宝塚記念の傾向
どのレースから宝塚記念に向かってくるか。
春の総決算でもあるのでいろいろな路線からチャレンジしてきます
それでも中心視しなければいけないのが…
- 天皇賞春
過去10年天皇賞春から挑んできた馬は…
- 2018年:ミッキーロケット
- 2014年:ゴールドシップ
- 2013年:ゴールドシップ
- 2012年:オルフェーブル
しかし、上記の4頭は天皇賞春では好走していません。
宝塚記念で巻き返すので波乱の原因になっています。
サトノクラウンは…
- 大阪杯:6着から
- 宝塚記念:1着
こういう路線の馬もいます。
マリアライトは…
- 目黒記念(非根幹距離):2着から
- 宝塚記念:1着
このように様々なステップがあって結果が出ているので難しいです。
それでも牡馬の場合は天皇賞春を中心に考える。
牝馬の場合はヴィクトリアマイルから距離延長を問わないでチャレンジしてきた馬に穴がいないかと探す。
そのような分析になるのではないでしょうか。
また、馬場状態に関しては内枠・外枠どちらが有利かという話もあります。
でも、当日の馬場状態をチェックするしかないです。
G1レースは、前日の芝コースの状態を確認してから予想したほうがいいでしょうね。
林修の注目馬
◎⑮スティッフェリオ
前走の天皇賞春では、あのフィエールマンの2着と好走。
血統的にも父・ステイゴールド、母父・Mtoto(ムトト)欧州馬
母父・ムトトはヨーロッパの馬なのでタフなレースが強いです。
今の阪神競馬場に向いています。
今回の宝塚記念でG1の初主役を演じるのではないでしょうか
ユンコーンS(2020/6/21)
ユニコーンSの傾向
ユニコーンSはダートの3歳重賞です。
ダートで活躍すれば日本の大きなダートレスがあります。
また、海外のダート競馬にチャレンジできる道がひらけてきます。
過去の勝ち馬のゴールドドリームはダートG1でゴールドドリームがいるときが多いです。
ゴールドドリームが出走していればダートG1とわかるくらいです。
過去のユニコーンSは硬く収まるレースです。
なのでほとんどいい思い出がありません。
過去の1番人気は…
- 1着3回、2着3回、3着0回、4着以下4回
過去の2番人気は…
- 1着3回、2着3回、3着1回、4着以下3回
このことから1番人気が信頼できるというわけではありません。
しかし、1番人気と2番人気の両方とも馬券に絡まなかった年は過去10年で1回しかありませんでした。
このことから1番人気、2番人気のどちらか信頼できる馬。
それが見つけられればそこから勝負です。
そんなに大きくは荒れません
去年はNHKマイルCで9着のワイドファラオが勝ちました。
しかし、主流は東京1600㍍の青竜ステークスです。
過去5年間で3着以内に来た馬で15頭の内7頭が前走、青竜ステークスでした。
- 1着1回、2着3回、3着3回
しかも2015年は1着~3着まで青竜ステークス組が独占。
まず青竜ステークスをチェックするのがトレンドです。
林修の注目馬
◎①デュードヴァン
カフェファラオという強いライバルがいます。
デュードヴァンは過去4戦して3勝
一度負けたのは芝のアーリントンC
その他の成績は…
東京ダート1600㍍、3戦3勝
- 青竜ステークス 1着
- カトレア賞 1着
- 2最新馬 1着
しかも青竜ステークスの今年の勝ち馬です。
勝ちタイム1分36秒2も速いタイム。
十分勝負になるので今年も例年通り、青竜ステークス組から勝負します!
マーメイドS(2020/6/14)
マーメイドSの傾向
林修先生が最も好きなレース。
1番人気は過去10年で
- 1着:2回
- 2着:1回
- 3着:1回
複勝率は4割なのでそんなに高くはありません。
そして、近4年はまったく1番人気が馬券に絡んでいません。
- 2019年:4着(1番人気)
- 2018年:6着(1番人気)
- 2017年:9着(1番人気)
- 2016年:4着(1番人気)
2019年のマーメイドSは…
- 1着:サラス。51kgで7番人気。
- 2着:レッドランディーニ。51kgで10番人気
- 3着:スカーレットカラー。53kgで5番人気
では、このような難しいレースをどうやったら的中できるのか。
「普段から人気薄だけ買うようにすることです(゚∀゚)」
- 1番人気を見たらすぐに消すクセをつける。
マーメイドSの1番人気は絶対的に支持されて1番人気になるのではありません。
押し出されて1番人気になるケースが結構あります。
マーメイドS人気になって裏切るケースは…
- 春のG1・G2レースで好走してきた。
- やはりあの馬は強いと思う馬。
その理由は…
- 春に頑張った分疲れが出てくる頃
- 春に活躍してきたのでハンデも重い
それに対してマーメイドSで好走する馬は…
- ココから夏に向けて上がっていくような馬
- ハンデが軽い馬
荒れた阪神の馬場でスーと差してくるんですよ(゚∀゚)
林修の注目馬
◎⑭ミスマンマミーヤ
中央に転厩してから芝で苦戦していました。
でも、徐々に力を付けてきました。
そして前走の烏丸ステークスで見事な脚を使って1着。
3勝クラスを勝ち上がってきました。
元々はダートを走っていたパワフルのある馬です。
それなのにキレが要求される京都競馬場で見せました。
阪神競馬場は直線が短く、パワーが要求されます。
烏丸ステークスで早めに先頭に立ったレースぶりがここで活きてくるのではないでしょうかね。
安田記念(2020/6/7)
安田記念の傾向
去年の安田記念で、KEIBAに絶対はない、と認識したファンは多かったのではないでしょうか。
断然1番人気のアーモンドアイが3着。
内枠から先行した馬が残ってしまいました。
14番発走、さらにスタートで不利を受けましたので差し届きませんでした。
安田記念の主要ステップレースは…
- 京王杯スプリングカップ(東京1400㍍)
- マイラーズカップ(京都1600㍍)
しかし、過去の勝ち馬はこのレースに限りません。
- 2019年・インディチャンプ・マイラーズカップ
- 2018年・モズアスコット・安土城S
- 2017年・サトノアラジン・京王杯スプリングカップ
- 2016年・ロゴタイプ・ダービー卿チャレンジトロフィー
- 2015年・モーリス・ダービー卿チャレンジトロフィー
- 2014年・ジャスタウェイ・ドバイデューティフリー
- 2013年・ロードカナロア・高松宮記念
- 2012年・ストロングリターン・京王杯スプリングカップ
- 2011年・リアルインパクト・NHKマイルカップ
- 2010年・ショウワモダン・メイステークス
幅広いレースから安田記念の優勝馬は出ています。
そのあたりが荒れるG1と言われるゆえんかもしれません。
過去10年…
- 1番人気:3勝
- 1着:3回、2着:1回、3着2回と複勝率は6割あります。
しかし、2番人気の過去10年は…
- 1着1回、2着0回、3着0回と1割り程度。
このことから…
- まず1番人気が信頼できるかどうか
- 2番人気で力のある馬以外は疑ってかかる
こういう感じです。
林修の注目馬
◎⑥インディチャンプ
アーモンドアイに初めて逆らいます。
その理由は…
- 初めて中2週の短い間隔
- 取りこぼすとしたらこの安田記念
インディチャンプのいいところは
- 安田記念とマイルチャンピオンシップの春秋マイルを連覇している
- 前走のマイラーズカップを楽勝している
- 東京1600㍍で2戦2勝(東京新聞敗・安田記念)
確かにアーモンドアイは強いです。
でも、死角があるとしたらこの安田記念。
インディチャンプが内からすくうような気がしてなりません。
日本ダービー(2020/5/31)
日本ダービーの傾向
競馬はこの日本ダービーを中心に動いているようなものです
去年はオークス・ダービーと馬場の傾向はほぼ同じでした。
- 速いタイムが出た
- 前が止まらない
こんな状況になるとディープ産駒は強いです。
ちなみにダービーの最終レースの目黒記念も2着・3着にディープ産駒が来ました。
注目の前哨戦は?
- 皐月賞
過去10年馬券に絡んだ30頭のうち20頭が皐月賞組
残りは…
- 青葉賞:5頭
- 京都新聞杯:4頭
- プリンシパルS:1頭
今年の京都新聞杯組とプリンシパルS組。
皐月賞で負けた馬が制しています。
- ディープボンド:皐月賞10着・京都新聞杯1着
- ビターエンダー:皐月賞14着・プリンシパルS1着
皐月賞組と勝負づけが済んでいる馬が勝っています。
そう考えると皐月賞組が日本ダービーの有力の気もします。
林修の注目馬
◎⑤コントレイル
ホープフルSから長期休養明けで皐月賞を制したコントレイルは強かったです。
2着のサリオストは半馬身差でした。
でも、3着のガロアクリークとは0.7秒の大きな差が開いていました。
このことから上位2頭が抜けているのがわかります。
2400㍍に距離が伸びて影響があるとは思えません。
ですので今年は無事に無敗のダービー馬が誕生するのではないでしょうか!
林修の買い目
馬連
⑤-②③⑥⑨⑪⑫
オークス(2020/5/24)
オークスの傾向
オークスは牝馬のクラシックレースの2冠目です。
去年のオークス。
12番人気のカレンブーケドールが2着になりました。
なぜ、カレンブーケドールは12番人気だったのか。
それは前走がステップレースのスイートピーステークス1着だったからです。
このスイートピーSで強い勝ち方をしていました。
でも、スイートピーSで過去にそれほど勝ち馬を出していなかったのです。
その状況でカレンブーケドールは軽視されました。
【オークスの注目の前哨戦は?】
過去10年で3着以内になった30頭。
- 桜花賞:16頭
- フローラS:9頭
- 忘れな草賞:3頭
- 皐月賞:1頭
- スイートピーS:1頭
去年は30頭中の1頭であるスイートピーS組のカレンブーケドールが2着。
で、波乱の結果となりました。
去年の優勝馬はラヴズオンリーユーは忘れな草賞組。
忘れな草賞組はちょこちょこきます。
ステップレースは絞られます。
ですので…
- 桜花賞組をしっかりチェック
- フローラS・忘れな草賞をチェック
そうすれば多分当たると思います。
林修の注目馬
◎④デアリングタクト 1着
桜花賞では他の馬とは少し次元が違いました。
あれだけ馬場が悪くなると、デアリングタクトのような切れ脚を使う馬は不利でした。
しかし、外を回ってしっかり差し切りました。
本当に強い馬が出てきました。
父・エピファネイアなので距離が延びた方が良いのかも知れません。
ここは素直に2冠馬の誕生を祝福しようじゃありませんか!
ヴィクトリアマイル(2020/5/17)
ヴィクトリアマイルの傾向
ヴィトリアマイルは荒れるレースとして有名です。
一番荒れたレースは2015年。
18頭立てでレースは行われました。
- 1着ストレイトガール(5番人気)
- 2着ケイアイエレガント(12番人気)
- 3着ミナレット(18番人気)
3連単の払い戻しが、20,705,810円でした。
どうして荒れるようになったのか?
どのレースでも前走勝っている馬は人気になりやすい。
でも過去10年、ヴィクトリアマイルで優勝した馬の前走は負けています。
前走を取りこぼし、このヴィクトリアマイルを勝つ馬ばかり。
その馬をどうやって探すかです。
去年のプリモシーンもそうですが、牡馬と戦ってきた牝馬はヴィクトリアマイルで好走します。
2007年に12番人気で1着になったコイウタ。
この馬も牡馬混合重賞のダービー卿チャレンジトロフィーG3で2着になっています。
林修の注目馬
◎⑤プリモシーン
前々走の東京新聞杯で1着。
ヴィクトリアマイルと同じコース同じ距離。
牡馬を蹴散らしての優勝です。
前走のダービー卿チャレンジトロフィーでは、牡馬と戦って5着に負けました。
でも、傾向で言った通り、前走で負けている馬が過去10年優勝しています。
ですのでヴィクトリアマイルを見据えての挑戦。
そうであるなら去年は2着でしたが、今年は1着になってG1初制覇。
NHKマイルC(2020/5/10)
NHKマイルCの傾向
NHKマイルCは、荒れるか硬いかの両極端のレースになることが多いです。
その原因の一つとして
- 1番人気が過去10年で5勝
- 1番人気が過去10年で着外5回
このように勝つか着外かです。
- 1番人気の馬が来ればかたく収まる
- 4着以下になれば荒れる
このレースのステップレースとして…
- ニュージーランドトロフィー(関東)
- アーリントンカップ(関西)
ニュージーランドTからの勝ち馬がNHKマイルCで4頭
多いと見るか少ないと見るか。
一方、アーリントンCは2018年からNHKマイルCのトライアル。
2018年、2019年と2年連続でアーリントンCからの馬が3着に来ている。
- 2018年 レッドヴェイロン3着(アーリントンC・3着)
- 2019年 カテドラル 3着(アーリントンC・2着)
まずはトライアルに指定されている
- ニュージランドT
- アーリントンC
皐月賞からの距離短縮組
同じマイルの桜花賞組
もう一つ付け加えるなら、過去の勝ち馬・ダノンシャンティが勝った
- 毎日杯組
間違いなくこの5つの路線から勝ち馬が出ます。(まぁね)
林修の注目馬
◎③レシステンシア
レシステンシアの脚質は、逃げるか前につける。
NHKマイルCの過去の勝ち馬を見ると
- カレンブラックヒル(2012年)
- ミッキーアイル(2014年)
- メジャーエンブレム(2016年)
- アエロリット(2017年)
前に行った馬が残ります。
東京競馬場の馬場が良いので、十分前に行った馬でも残り目があります。
レシステンシア、あれだけの先行力があれば、十分今年の主役になれるでしょう!
天皇賞・春(2020/5/3)
天皇賞・春の傾向
天皇賞・春の距離3200㍍は世界でも特異な距離です。
この距離で力を発揮できる馬は限られます。
過去10年で…
2016年と2017年を連覇したキタサンブラック。
2013年と2014年を連覇したフェノーメノ。
この2頭が連覇しています。
2017年と2018年を2着2回になっているシュヴァルグラン。
2016年には3着にもなっていて、3年連続馬券に絡んでいます。
また、カレンミロティックが2015年3着。2016年は2着と連続して馬券に絡んでいます。
過去にさかのぼってもたくさんあります。
天皇賞春の前哨戦のレースと言えば阪神大賞典。
距離が3000㍍で天皇賞春と200メートルの差しかありません。
過去10年阪神大賞典出走馬の天皇賞春での成績は…
- 1着3回
- 2着2回
- 3着5回
10頭馬券に絡んでいます。
東の前哨戦といえば日経賞2500㍍。
2014年には1着、2着、3着が前走日経賞組でした。
しかし2015年以降、日経賞組は1頭も馬券に絡んでいません。
その理由の一つとして
- 調教技術の進歩
- 調教施設の改善
このことから、前哨戦を使わずに狙ったレースに向けて調教で仕上げられるようになった。
ですので、過去のステップレースにこだわらなくても良い。
強い馬の実力を見極めれば良いという時代になりました。
細江純子の今週の競馬予想とみんなのKEIBAでパドック馬体診断!
林修の注目馬
◎⑪メイショウテンゲン 8着
メイショウテンゲンは過去4戦。
菊花賞・ステイヤーズS・ダイヤモンドS・阪神大賞典と長距離ばかりを走っています。
なぜこのような長距離のレースのローテーションを組んだか。
それは天皇賞春のためです。
今までの4戦はあくまでもステップ。
一番の狙いは天皇賞春でG1初ゲット!
いかがでしょうか?
フローラS(2020/4/26)
フローラSの傾向
フローラSの先に見えるのはオークスです。
2018年以降は1着、2着に優先出走権が与えられるようになりました。
このレースは非常に難解なレースです。
過去10年では結構な確率で2桁人気の馬が馬券に絡んでいます。
- 2011年 2着 マイネルソルシエール 15番人気
- 2012年 3着 ダイワデッセー 18番人気
- 2014年 3着 マイネオーラム 13番人気
- 2016年 3着 アウェイク 13番人気
- 2017年 1着 モズカッチャン 12番人気
2017年 2着 ヤマカツグレース 10番人気 - 2018年 2着 パイオニアバイオ 13番人気
2017年1着・エリザベス女王杯を優勝したモズカッチャンも12番人気でした。
フローラSから中山競馬場から東京競馬場に開催が変わります。
そのため馬場状態はとてもいいです。
ですのですっと先行力のある馬が先行。逃げて残ってしまう。
で、このフローラSからオースクに挑戦した馬で優勝したのはサンテミリオン1頭です。
アパパネと同着でG1を優勝するというめったに無いこと。
その他でフローラSを優勝してオークスで優勝した馬はいませんね。
でも、過去10年で3着にまでになった馬の成績は…
1着・1回、2着・4回、3着・4回
過去10年で延べ30頭いて、9回馬券に絡んでいます。9/30(3割)
ですので、このフローラSからオークスの有力馬が出てくることは充分にあります。
見逃すことのできない重要レースです。
林修の注目馬
◎⑨スカイグルーヴ
祖母・アドマイヤグルーヴでその母はエアグルーヴ。
スカイグルーヴはエアグルーヴのひ孫。
新馬戦を楽に勝ちました。次走の京成杯(G3)では牡馬を差し置いて1番人気。
クリスタルブラックの豪脚に屈し2着にはなりました。
でも十分力のある所を見せました。
京成杯が行われた中山競馬場は、どちらかと言えば差し馬が有利でした。
東京競馬場の開催替わりでスピードが活かせる条件となれば、良血が開花して見事重賞初勝利という感じがしませんか?
皐月賞(2020/4/19)
皐月賞の傾向
去年の皐月賞は、サートゥルナーリアが見事勝ちました。
ローテーションはかなり異例でした。ホープフルS・1着から皐月賞。
かなり間隔が空きました。
2016年のホープフルSの勝ち馬レイデオロも同じローテーションで5着と破れています。
この皐月賞が最近難しいです。
それは以前は、弥生賞組とスプリングS組の比較でだいたい良かったのです。
それに若葉S組がちょこちょこ馬券に絡んでくる。
しかし、最近は皐月賞路線が多様化しています。
その一例が共同通信杯です。
共同通信杯直行組はかつて皐月賞は走りませんでした。しかし2014年・2015年・2016年と3連勝しています。
ましてや、サートゥルナーリアがホープフルSから皐月賞を勝ってしまう。わからなくなってきました。
しかし、多少の手がかりを探ります。
過去10年で連対したのは20頭います。
その20頭の内…
- 14頭は前走1着
- 4頭は前走2着
- 2頭は前走弥生賞4着
前走、連対できなくて巻き返すのは、弥生賞4着を除くと過去はあまり起きていません。
現在は共同通信杯など、路線は多様化しています。
でも、前走は1着か2着。または若葉組を除けば全て重賞組です。
そのように見ていくと結構絞れそうな気がします。
まとめると…
- 前走は1着か2着=18頭/20頭
- 4着で連対した2頭は弥生賞組=2頭/20頭
- 重賞組以外は若葉S(オープン特別)だけ
林修の注目馬
◎①コントレイル 1着
ホープフルステークスを見ましたか?
皐月賞と同じ条件で強い勝ち方をしていて、しかもホープフルS・1着からの直行組でも、サートゥルナーリアが皐月賞を勝っています。
となれば、コントレイルには死角がないですね。
今年はこのウマに素直に従います。
桜花賞(2020/4/12)
桜花賞の傾向
去年の桜花賞はグランアレグリアが快勝しました。
では、どんなウマが過去に好走しているかです。
2018年・2019年と2年連続で、前走牡馬と戦ったウマが1着になっています。
でも、桜花賞のメインのトライアルレースはチューリップ賞です。
そのチューリップ賞組が過去10年の桜花賞で何割馬券に絡んでいるか。
ジャスト6割です。
1着6回、2着6回、3着6回
チューリップ賞組を無視して桜花賞を考えるのは無謀です。
一つ気をつけることとしては。
- 過去10年でチューリップ賞1着馬で桜花賞1着馬
2014年の「ハープスター」のみです。
チューリップ賞組が桜花賞を過去6勝しています。
しかしハープスター以外は全てチューリップ賞を負けて桜花賞を勝っています。
前走のチューリップ賞で、馬体重などが増えていて、明らかに桜花賞が目標のようなウマ。
そういったウマを見つけるのも重要と言えます。
林修の注目馬
◎⑤マルターズディオサ 5着
マルターズディオサは新馬戦からずっとマイル戦を使っています。
3勝2着2回とパーファクトと言っていい成績。
チューリップ賞1着からの桜花賞1着となると、ハープスター以来となります。
でも鞍上の田辺ジョッキーにとっても、初クラシック制覇がかかるこの一戦。
期待したいですね!
大阪杯(2020/4/5)
大阪杯の傾向
去年の大阪杯はアルアインが制しました。9番人気で人気の盲点でした。
9番人気で皐月賞2000㍍を1着、9番人気で大阪杯2000㍍を1着。
後から言われるとそうだったと言われることが多いです。
大阪杯は過去3年間。G1になってからのレースを分析したほうがいいと思います。
過去3年を見ると、2017年のキタサンブラックは有馬記念からの直行組。
しかし、2018年、2019年は前哨戦の金鯱賞から大阪杯に来て優勝しています。
2017年の大阪杯も1着はキタサンブラックですが、2着ステファノス、3着ヤマカツエースも金鯱賞から来ています。
金鯱賞と大阪杯は距離は2000㍍と同じです。でも競馬場は違う。右回りと左回り。
これだけ違うのに金鯱賞の馬が大阪杯で結果を出すのは、馬の力があるからでしょう。
条件が変わろうが強い馬は強いので、結果を出してしまうのでしょう。
また、大阪杯がG1になってからは3枠と4枠が必ず絡んでいます。
- 3枠:1勝、2着2回
- 4枠:1勝、2着1回、3着1回
でもこういうのは、皆が気づくと急に馬券に絡まなくなります。
林修の注目馬
◎⑧ダノンキングリー 3着
中山記念ではいいキレを見せて1着となりました。
今回は前走よりも200㍍伸びます。でも皐月賞で3着でしたので問題ないと思います。
今回の大阪杯はサートゥルナーリアがいないです。
今までは脇役に甘んじていました。でもようやく本当の主役になれそうです。
高松宮記念(2020/3/29)
高松宮記念の傾向
この高松宮記念の名称は高松宮杯で、1995年までG2の2000㍍で競争していました。
1996年に芝1200㍍になりG1に昇格。名称は高松宮杯のまま。
第一回の高松宮杯の優勝馬はフラワーパーク。
このフラワーパークで印象なのは、未勝利勝ったばかりの恵那特別500万下で中京競馬場1200㍍。5番人気で出走し圧勝しました。
その時にちょっと違うぞこの馬は、と思いました。
高松宮杯と恵那特別はまったく同じ条件でしたので、そんなこともあるんだなー、と感じました。
高松宮記念の特徴としてあまり荒れるイメージがありません。しかし、昨年の2019年は大荒れしました。
去年は例外的に荒れたのか、または荒れだしたら止まらないと見るかです。
また、過去4年間6枠~8枠の馬は1頭も馬券に絡んでいません。
たまたま強い馬が内枠に入ったのか、馬場改修の技術が進歩してインがより有利になったのか。
その当たりを上手く見極める必要があります。
林修の注目馬
◎⑩アイラブテーラー
デビューしてから7戦5勝・2着2回と1度も連を外していません。
血統的には父・トーセンラー。
アイラブテーラーのように孝行息子が出てくることで、トーセンラー産駒の勢いが増すかも知れない。
という、いろいろな期待を込めてのチョイスです。(期待予想ですね)
スプリングS(2020/3/22)
スプリングSの傾向
想い出に残るスプリングSといえば2003年。
後の2冠馬ネオユニヴァースが制したレースです。
騎乗していたのは短期免許で来日していたMデムーロ騎手でチャンスを生かし、このスプリングSを制しました。
その後、皐月賞で勝ち、日本ダービーでも優勝することで、外国人ジョッキーとして初めて日本ダービーを制します。
日本で大飛躍することになったのが2003年のスプリングSと言っても過言ではないですね。
去年は10番人気のエメラルファイトが制して大波乱になりました。
では、どのように穴馬を狙えばいいのかですが、実はこのスプリングSは1番人気の馬が好走する率が高いレースでもあります。
過去10年で1番人気が馬券に絡んだのは9割。
また前走6着以下の馬は過去10年馬券に絡んでいません。
昨年のエメラルファイトも人気は10番人気でしたが、前走は白梅賞を1着。
前走、いいレースをしていますが意外と人気にならない馬が上位にくると、結果的に荒れることになります。
と言いながら、1番人気は9割馬券に絡むというレースです。
林修の注目馬
◎⑤ファルコニア
前走条件戦のあすなろ賞を勝ったばかりでどうかと思われますが、あすなろ賞を勝ってこのスプリングSで好走した馬で思い出されるのが、エポカドーロです。
未勝利、あすなろ賞を連勝し、スプリングSでは2着と好走。
その後の皐月賞では見事優勝しています。
ファルコニアがこのルートを辿ることによって、今後のメインのクラッシックロードとなるのではないでしょうか。(それはないな)
金鯱賞(2020/3/15)
金鯱賞の傾向
この金鯱賞は過去を見るときに注意が必要です。
それは、2019年、2018年、2017年の3年間はG1・大阪杯のステップレースです。
しかし、その前は2012年から2016年は有馬記念のステップレースで変わっているので、ズラッと過去を見ると同じように見えますが、注意してみなければいけません。
その中でヤマカツエースは条件の違う2016年と2017年を連覇しているので、なおさら変わっていないのでは?という印象を持ちやすくなります。
しかし変わっていますので、ヤマカツエースの撹乱には注意が必要です。
今回の金鯱賞を考えるのなら、やはり過去の3年2019年から2017年を考えたほうが良いでしょう。
そして過去の3年の勝ち馬、ダノンプレミアムとスワーヴリチャードはそれぞれG1を勝っています。
G1馬が勝ったからといって馬券的に平穏に収まったわけではなく、2着、3着に人気薄の逃げ馬が来ています。
そもそも中京競馬場というのは、先行有利の競馬場と言われています。
ただ今年の傾向を見ていると、意外と後ろからでも届く感じになっています。
ですので、金鯱賞前日の土曜日と当日の日曜日の芝のレースを見て、以前のように前に行った馬が残っているのか、それとも外から差してくるのか、しっかり見極める必要があります。
林修の注目馬
◎⑩ロードマイウェイ
なんと5連勝で重賞初制覇。
しかも上がり最速でした。
長く競馬を見てくると、時々覚醒して別の馬になったのでは?と思う成長を見せる馬がたまにいます。
かつてはオグリキャップと戦ったタマモクロスは、条件戦から一気に連勝してG1を連勝しました。
そして、1988年の年度代表馬まで登りつめました。
ロードマイウェイも条件戦を連勝して、ココでG2を勝って、その先は大阪杯でG1を勝てば、まさに令和のタマモクロスではないでしょうか。
その期待をロードマイウェイにしたいです。
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弥生賞(2020/3/8)
弥生賞の傾向
今年から報知杯弥生賞ディープインパクト記念に名称が変わりました。
なぜ、弥生賞にディープインパクトの名前がついたのでしょうか?
そもそもJRAのG1に馬の名前のレースはありません。
それならばG2の中で、レースの勝ち方が非常に素晴らしかった弥生賞が選ばれたようです。
仕掛けもしないのに3コーナーからスーッと上がっていって、直線ノーステッキでらくらく抜け出す。
同年代で走った馬の中ではレベルが違うという印象は、この弥生賞から明確でした。
イロイロなことを考えた上で、この弥生賞に名前がつけられたと思います。
ちなみに2016年から2019年までディープインパクト産駒が4連勝。
今年はディープインパクト産駒はどうなるでしょう。
また、弥生賞の傾向として、新馬を使ってこの弥生賞に挑戦した馬は着ていなかったのですが、2019年にシュヴァルツリーゼが2着になってそのジンクスはなくなりました。
この春の時期は雨が降りやすく、キャリアの浅い3歳馬同士、戦績も少なく、重馬場適性もわからないので、予想しにくいレースになっているので、できれば良馬場でやってくれれば力が発揮できるのかな?と思います。
林修の注目馬
◎①サトノフラッグ
このサトノフラッグがこの弥生賞を優勝すると、美しすぎる物語になります。
この弥生賞はディープインパクト記念で父がディープインパクトで、鞍上が武豊騎手。
デビュー以来2000㍍だけを使ってきて、弥生を勝って皐月へというストーリーが出来上がっています。(?)
できすぎかも知れませんが、しばしば起こるのが競馬ですね。
阪急杯(2020/3/1)
阪急杯の傾向
阪急杯の先に見えるのはG1高松宮記念です。
阪急杯は右回りの1400㍍で、高松宮記念は左回りの1200㍍で、その違いがあるせいか阪急杯で勝った馬が高松宮記念で勝つということはあまりないです。
芝1400㍍で、日本にはG1レースがありませんが、この1400メートルが得意という馬がいます。
2007年にこの阪急杯を勝ったのがプリサイスマシーン。
ちなみにこの2007年の阪急杯は、エイシンドーバーと1着同着でした。
このプリサイスマシーンの経歴もユニークで、元々は地方馬で5連勝した後JRAに移籍しました。
最初に勝ったレースは東京ダート2100㍍。
結局引退するまでいわゆる根幹距離と言われる400の倍数のレースは1度も勝っていません。
この阪急杯も1400メートルという非根幹距離で制しました。
この非根幹距離しか勝てないということは、G1はなかなか勝てないのかな?ということになります。
阪神芝1400メートルで有利な枠というよりも、この阪急杯というレースは極端な傾向があります。
過去10年で勝ち馬は、内枠か外枠のどちらかになります。
3、4、5枠は一度も1着になっていません。
ちなみに去年も8枠と1枠で決着しました。
5枠に関していうならば、2007年に連対して以降一度も馬券に絡んでいません。
阪急杯5枠の謎です。
林修の注目馬
◎①ジョイフル
ジョイフルは、芝1400メートルの成績が、1着2回、2着2回、3着2回。
過去のレースを見ると、新潟や東京の1400メートルで見せた脚というのが非常に印象的です。
ただ前々走のタンザイナイトS(阪神芝1200㍍)では強い勝ち方をしていますし、得意の1400メートルになる、阪神競馬場になります。
また、前走のシルクロードSで7着と凡走していますので、人気も落ちるとなれば気楽に乗れるのではないか。
人気が落ちれば強気にどーんと強気に勝負したいですね。
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フェブラリーS(2020/2/23)
フェブラリーSの傾向
令和2年初のG1です。
去年は7連勝で1番人気でのインティがフェブラリーSでG1を初めて制しました。
去年の最初の3Fは35.8秒と遅く、4コーナーを回った時点でインティの勝利は確定していましたね。
強い逃げ馬がいいペースで逃げているので、後続馬はなかなか仕掛けられませんでした。
もしインティを追いかけたら、自分が潰れてしまうのでは?と思うので、インティのような強い馬が主導権を握ってしまうと、そのままレースを制してしまうことが実際に起きます。
どの馬が、どの騎手で、どのくらいのペースで逃げるのかというシミュレーションをして、早くなると見れば後ろから、ペースが落ち着くと見れば前から行く馬を選ぶのが、このフェブラリーSの定石です。
この東京1600㍍の特徴として、最初は芝のコースを横切ります。
例えば東京1400㍍だとものすごい強いのに、スタートが芝になると実力が発揮できない馬が出てきます。
そのようなことを考えながら予想するのがフェブラリーSです。
林修の注目馬
◎⑦ヴェンジェンス
前走の東海Sでは2着でしたが、インティをきっちり差しました。
この馬はインティよりも人気がありませんが、ここ3戦だけで考えるとヴェンジェンスの2勝1敗と勝ち越しています。
問題は左回りのチャンピオンズCでインティのほうが先着しています。
先行有利の中京競馬場で、ペースも落ち着いたこともあり、差し脚が発揮できませんでした。
そう考えれば東京競馬場は直線が長くて、後ろから届きやすい今回のフェブラリーSは、インティと因縁の対決は再びヴェンジェンスに軍配があがる可能性が高いのではないでしょうか。
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共同通信杯(2020/2/16)
共同通信杯の傾向
共同通信杯は後々出世する馬たちがいっぱい勝ち馬には名を連ねています。
過去10年でG1馬が5頭です。
ゴールドシップ、イスラボニータ、リアルスティール、ディーマジェスティ、スワーヴリチャードです。
過去にこれだけG1馬が出る理由は、東京競馬場の1800㍍はコースの形状がワンターンで、1回だけ3,4コーナーを回ってくるだけで、基本的には実力通りに結果が出やすいレースと言えます。
もう一つの理由は、3歳の最終目標は日本ダービーで、一度は東京競馬場を経験させたいという厩舎側の思惑もあります。
しかし、この10年間で1番結果を残しているのは1番人気ではありません。
過去10年で1番人気は1勝だけ。
2番人気も2勝。
3番人気が、1着4回、2着2回、3着2回と、合計8回馬券に絡んでいます。
理由はわかりませんが、このレースに挑んでくる1番人気と2番人気は、ここが目標ではなく、その先のクラシックレースに標準をあわせてくるので、現段階ではベストの状態ではないと言えます。
ここで権利を取りたい馬で、実力があるので3番人気に支持され、実力を出し切って本番に向かうという差があるのかも知れません。
林修の注目馬
◎ダーリントンホール 1着
前々走の札幌2歳Sでは3着。
前走の中山競馬場で行われた葉牡丹賞でも3着。
勝ちきれないが、かと言って大崩をしているわけでもない。
血統的に見ればヨーロッパ血統で、どちらかといえばスピード決着よりも重い馬場に向いています。
今週の日曜日の天気は、予報によれば怪しいので、もし思い馬場になれば、勝ちきれなかったこの馬が、ようやく主役に躍り出るのではないでしょうか。
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きさらぎ賞(2020/2/9)
きさらぎ賞の傾向
数々の名馬が勝利を挙げたレースです。
1995年に勝ったスキーキャプテンは、姉がスキーパラダイスで武豊騎手が騎乗し、1994年にフランスのムーランドロンシャン賞(G1)を日本馬で初めて勝利した馬の弟です。
そういうこともあり、デビュー前から評判が高く、きさらぎ賞に出走しあっさり勝利し、この年のクラシックの有力馬と目されたいました。
しかし、スキーキャプテンはたくさんの期待があったので、さらなる高みであるアメリカのケンタッキーダービーに挑戦しましたが勝つことはできませんでした。
そしてその後は故障を発生し、復帰して1戦走りましたが、本来の姿が見られず引退しました。
まさに未完の大器という言葉がピッタリの馬でした。
そのような馬も今週のきさらぎ賞に名を残すレースです。
去年のきさらぎ賞はタガノディアマンテが後方から2着に突っ込んできましたが、よくそういうことはあります。
その理由として京都1800㍍というコースの形状があると思われます。
コーナーが2回で外回り。
力が存分に発揮できるまぎれの少ないコースであり、外回りの直線は長いですから、去年のタガのディアマンテのように、直線で鋭い足を見せる馬が過去しばしば見受けられます。
林修の注目馬
◎コルテジア 1着 的中!
前走はシンザン記念では3着となり、1,2着馬とは確かに差をつけられましたが、しぶとく脚を伸ばして3着。
前々走のデイリー杯2歳Sでは、逃げて馬群に沈みました。
この時期にすでに脚質転換が上手くいった可能性があります。
しかも未勝利を勝ったのは京都1800㍍で、その後の重賞は1600㍍で走って負けていますが、距離的にも今回のきさらぎ賞は1800㍍となるので、得意の条件で今回こそ主役になるのではないでしょうか。
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シルクロードS(2020/2/2)
シルクロードSの傾向
このレースで何事も思い込みは良くないと痛切の思い知らされます。
そのレースは2002年のシルクロードSで、1着になったのが14番人気のゲイリーフラッシュです。
ゲイリーフラッシュは前走の淀短距離Sで、シルクロードSで同じ条件で5着にきていました。
しかも前の年のシルクロードSでは4着に来ていました。
だからこの条件は非常に合う馬で、2002年のシルクロードSでは52kgの軽ハンデでしたので十分好走する可能性はありました。
しかし9歳場で14番人気だったので、ろくに新聞を見ないでバッサリ切ってしまい、実際には1着なって口が空いたままになってしまいました。
自分のデータの見方が甘いかと反省したレースは過去にはないでしょう。
実際に過去の10年1着になっているのは人気どころですが、2着3着に人気薄の馬が突っ込んでくることがあるので、穴党としてはたまらないレースです。
2011年以降、2017年を除き、毎回2着か3着には二桁人気の馬が1頭または2頭馬券に絡んでいます。
荒れる理由としては、時期が問題になっていると思われます。
このシルクロードSでベストの状態にするのか、それとも目標が先にあるのか、なにしろ京都実績のある馬が大事です。
林修の注目馬
◎①レッドアンシェル 18着
前々走の彦根Sでは、京都競馬1200メートルで1分7秒3という速いタイムで勝ちました。
前走のCBC賞は不良馬場で合わないと思っていましたが、1分9秒8という遅いタイムで勝ちました。
これだけ条件が違うのに、両方とも勝てるということは、スプリンターとしての能力は非常に高いです。
あれだけの能力を持っている馬ならば、G3のシルクロードSは突破してくれるのではないでしょうか。
東海S(2020/1/26)
東海Sの傾向
去年の東海Sは中京競馬場で行われ、インティが見事逃げ切りました。
しかし今年の東海Sは京都競馬場で行われます。
過去10年で京都競馬場で東海Sが行われたのは、2010年、2011年、2012年の3年間ですが、距離は1900メートルでした。
今年の京都競馬場で行われる東海Sは1800メートルです。
その点においては気をつけなければいけません。
中京競馬場と京都競馬場のダートの違いは、中京競馬場は先行有利と言われ、過去にはテイエムジンソク、コパノリッキーがいて、中京競馬場のダートは前に行った馬が押し切るというレースは多いです。
京都競馬場はそこまで先行有利とは言えません。
メンバーをよく見てペースがどんな感じになるのかを考えるのが一番大事です。
林修の注目馬
◎⑦エアアルマス
前走の武蔵野Sでは11着と大敗しています。
東京競馬場の左回りが合わなかったというのが、陣営の見解のようです。
過去に実際に快勝を収めた京都の舞台に変われば、本来のエアアルマスの力を見せてくれるでしょう。
また、前走大敗していますから今回は人気が落ちます。
今年の東海Sは前に行く馬がたくさんいて、展開が早くなりそうなので、その直後につければ直線すっと抜け出して勝つのではないでしょうか?
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日経新春杯(2020/1/19)
今週は日経新春杯です!
日経新春杯の傾向
日経新春杯の過去10年の1番人気の成績は、1着4回、2着4回、3着1回、4着以下1回と9割の確率で馬券圏内に絡んでいる、冬の硬い半でレースです。
1番人気は直近3年で3連勝。
1番人気が3連勝するハンデレース馬いった何なんでしょう。
むやみな穴狙いは、いい結果につながらない。
1番人気を素直に信じるのがいいレースなのかもしれませんね。
過去のハンデ斤量の傾向としては、軽量の馬はいい結果を残しておらず、54kg~56kgのハンデ馬の好走が目立ちます。
なぜ、軽量のハンデ馬の成績が悪い理由は、JRAのハンディキャッパーは優秀なので、軽いハンデをつけるということは、そもそも実力的には足りないということの裏返しでもあるからです。
過去の勝ち馬でその後G1でも活躍する馬が勝つような年だと、軽ハンデ馬ではなかなか通用しないというのが実情ではないでしょうか。
林修の注目馬
⑦タイセイトレイル
前走のジャパンカップは壁が高かったです。
しかしそれ以前は、1着3回、2着3回、3着4回と10戦連続で馬券圏内に来ています。
安定感に満ちた馬です。
前々走のアルゼンチン共和国杯では2着という実績がありますから、今回の日経新春杯の2400㍍は向いているということで、再びあの安定感を見せてくれると思います。
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シンザン記念(2020/1/12)
今週はシンザン記念です!
林修の注目馬
シンザン記念の過去の勝ち馬の中には、燦然と輝く2頭の牝馬がいます。
ジェンティルドンナとアーモンドアイです。
この2頭はこのシンザン記念で牡馬を蹴散らし、そして3冠牝馬となりました。
また、他に印象的なのが2011年のレッドデイヴィスです。
7番人気と全然人気はありませんでした。
レッドデイヴィスの前走は2歳500万下を10着だったので、このシンザン記念は7番人気に甘んじていましたが、実はこの馬は前走10着ですが、1着からの10着に降着していたのです。
林先生はそれに気づいて本命にした所、見事馬券が的中し大儲けしました。
ですので競馬新聞を注意深く見ることが大事だと痛感したそうです。
このシンザン記念はすんなり収まることの少なく、林先生自身7割くらいの勝率で儲かっているそうです。
【過去10年の傾向】
- 1分33秒台が過去に1回しかない
- スピード馬というよりはパワータイプ
- 寒いこの冬に体重が急激に増えた馬は要注意!
- 感覚が空いている・馬体重が増えている馬は疑問視
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有馬記念(2019/12/22)
今週は有馬記念です!
林修の注目馬
◎⑨アーモンドアイ
この馬は全然力が違います。
天皇賞秋では相当いいメンバーでしたが、2着に3馬身差を付けての圧勝でした。
この3馬身差は決定的です。
この3馬身差が有馬記念で500㍍伸びたからといって、縮まるとは考えにくいです。
100%全面的に信じきります!
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阪神JF(2019/12/8)
今週は阪神JFです!
林修の注目馬
◎⑮リアアメリア
前走のアルテミスSで最後方でレースをしました。
直線大外に出してから異次元のような脚で差し切ったので、レベルが違う勝ち方でした。
このような大人びたレースが東京競馬場で出来るのですから、同じ距離の阪神競馬場に変わったとしても不動の中心でしょう!
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チャンピオンズC(2019/12/1)
今週はチャンピオンズCです!
林修の注目馬
◎⑤クリソベリル
クリソベリルは現在5戦5勝。
負け知らずで未知の魅力に溢れています。
さらにこのクリソベリルの魅力は血統で、兄、クリソライト、姉、マリアライトがいます。
まだ3歳なので少し先物買いかも知れませんが、3歳で55kgと古馬よりも2kg軽いので、3歳の新たなスター誕生にかけてみたいです。
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ジャパンC(2019/11/24)
今週はジャパンCです!
林修の注目馬
◎⑥ユーキャンスマイル
距離が短いと思われていた新潟記念で優勝しました。
距離が伸びればダイヤモンドSでの圧勝劇まで見せた馬です。
天皇賞秋から400㍍伸びたことで、より能力が発揮できるでしょうし、しかも一叩きして体調もアップとなれば、元々狙っていたのはジャパンCですので、主役となる時が来たのではないでしょうか。
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マイルCS(2019/11/17)
今週はマイルCSです!
林修の注目馬
◎①ダノンキングリー
ダノンキングリーは皐月賞が3着で、日本ダービーが2着なので、3歳世代ではトップクラスの力を持っていたのですが、あえてマイル戦線を目指してきました。
前走の毎日王冠は古馬を封じ込めました。
京都競馬場の平坦だったらもっと勢いがついた脚が使えるかも知れません。
今年もまた3歳馬が勝つという流れが続くというのはどうでしょう。
エリザベス女王杯(2019/11/10)
今週はエリザベス女王杯です!
林修の注目馬
◎⑯スカーレットカラー
急成長する馬はいますが、今年はまさにこのスカーレットカラーが急成長しています。
パールS 1着、マーメイドS 3着、クイーンS 2着、前哨戦の府中牝馬Sで1着と豪脚発揮で見事に勝利を収めました。
この勢いでG1を突破しないわけがない。
しかも今年のNHKの朝ドラのタイトルは「スカーレット」なので、もう決まりですね。
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アルゼンチン共和国杯(2019/11/3)
今週はアルゼンチン共和国杯です!
林修の注目馬
◎②タイセイトレイル
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天皇賞秋(2019/10/27)
今週は天皇賞秋です!
林修の注目馬
◎②アーモンドアイ 1着
アーモンドアイの前走、安田記念は前が残るレースで、しかもアーモンドアイはスタート直前でふりを受けたにもかかわらず、3着まで追い込んできたのはこの馬のすごい所です。
夏は休養に当てて得意の東京競馬場から再始動となれば、その力を信じて多くの人が支持するのではないでしょうか。
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林修の今週の注目馬
今週は予想と傾向です!
菊花賞(2019/10/20)
今週は菊花賞です!
林修の注目馬
◎ザダル
セントライト記念から菊花賞を制した馬はたしかに少ないですが、全く無いわけではありません。
過去にはマンハッタンカフェ、キタサンブラックがいます。
お父さんのトーセンラーが菊花賞で3着に来ていて京都が大得意です。
天皇賞春 2着
菊花賞 3着
マイルCS 1着
その血を息子が受け継いでいれば、この菊花賞で巻き返すことは充分に考えられます。
秋華賞(2019/10/13)
今週は秋華賞です!
林修の注目馬
◎⑰エスポワール
今年の秋華賞は桜花賞馬もオークス馬もいません。
それだけで波乱の予感します。
エスポワールは前走のシンガポールターフクラブ賞で0.7秒差をつけて圧勝しました。
全成績を見ても4着以下になったことがなく、父親がオルフェーヴルですから距離延長は何の問題もありません。
それならばこのエスポワールが秋華賞の主役になるのは当然です。
毎日王冠(2019/10/6)
今週は毎日王冠です!
林修の注目馬
◎ダノンキングリー
クラシックではそこそこ活躍した馬ですから、素直に神戸新聞杯から菊花賞と思いきや、毎日王冠と路線を変更してきました。
この馬にあっている距離は、1800m、2000mまたはマイル(1600m)ではないかと、陣営も考えているのでしょう。
力があるのは、春の戦いぶりで実績で証明済みです。
1800mで行われた共同通信杯では、NHKマイルカップ(G1)を差し切って強い印象を受けました。
ダノンキングリーにとって一番適したレースに挑んできたのですから、そのまま乗っかればいいでしょうね。
スプリンターズS(2019/9/29)
今週はスプリンターズSです!
林修の注目馬
◎④リナーテ
リナーテは、札幌競馬場でUHB賞1着、前走のキーンランドカップでは3着と好走しました。
リナーテは小回りコースが向いていないと思われるのに好走しているわけで、実際に重賞で好走しているのは東京競馬場の広いコースです。
前走、前々走は向いていないのによく来たなと言う感じで、夏2走使ってこのスプリンターズSに備えて、さらに上昇を見せるリナーテが飛躍を見せてくれそうです。
神戸新聞杯(2019/9/22)
今週は神戸新聞杯です!
林修の注目馬
◎⑤ヴェロックス 2着
春は若駒ステークス、若葉ステークスと共に1着で連勝しました。
その後、皐月賞は2着、日本ダービーは3着になりましたが、力が上位であることは言うまでもありません。
この夏しっかり休養して、秋のG1レースの主役になるために、神戸新聞杯は必ず勝てるのではないでしょうか。
ローズS(2019/9/15)
今週はローズSです!
林修の注目馬
◎⑩シゲルピンクダイヤ 4着
オークスでは12着と大敗し末脚を使うことができませんでした。
しかしその前の2走の桜花賞(阪神競馬場)、チューリップ賞(阪神競馬場)では差し込んでの2着になっています。
今回のローズSは輸送の少ない阪神競馬場ですので、期待できるのではないでしょうか。
京成杯AH(2019/9/8)
今週は京成杯AHです!
林修の注目馬
◎⑮ハーレムライン 16着
ハーレムラインは前々走の谷川岳Sで1着になり、前走の関屋記念では11着と大敗しています。
関屋記念は少し余裕をもたせての作りでしたが、それはこの京成杯AHを見据えてのものでした。
今回はグーンと調子が上がってきているので、ここでの好走は間違いないと言えるでしょう。
新潟記念(2019/9/1)
今週は夏最後の重賞、新潟記念です!
林修の注目馬
◎ブラックスピネル 4着
ブラックスピネルは元々マイル戦を中心に入っていた馬ですが、白富士S(2000m)に挑戦して、戦前は長いと言われていましたが、見事逃げ切りました。
直線の長い東京競馬場で逃げ切っていますので、同じく直線の長い新潟競馬場でも逃げ切る可能性はあります。
前走の七夕賞で14着と凡走していますが、人気が下落している今回は買いではないでしょうか?
そして大きな馬券が当たりそうです。
キーンランドC(2019/8/25)
今週は夏最後の短距離重賞キーランドCです!
林修の注目馬
◎⑩アスターペガサス 16着
去年の函館2歳Sの覇者でその後凡走が続いています。
距離を伸ばしたことで対応ができなかったようで、1200㍍に距離を短くした途端、重賞2連続2着です。
今年の主役は適距離に戻して好走しているアスターペガサスです。
札幌記念(2019/8/18)
今週はG1級の馬が集まるG2札幌記念です。
林修の注目馬
◎⑨フィエールマン 3着
G1を2勝していますが、菊花賞と天皇賞春です。
本質的に長距離場?と思わせますが、中距離がフィエールマンにとってはいいのではないでしょうか。
この札幌記念を勝って、凱旋門にチャレンジしてほしいです。
エルムS(2019/8/11)
エルムSの傾向
エルムステークスは夏のダート王決定戦です。
函館のダートの砂と札幌のダートの砂はほとんど同じなのに、意外と好走する馬が違うので悩むところです。
前開催の函館競馬場の大沼ステークスとマリーンステークスと同じ1700mで、今回のエルムステークスに出てくれば好走しそうですが、結構裏切ります。
過去に裏切った馬は、2015年のソロルがマリーンSで1着から、エルムSでは5着という例があり、なかなか直結しないレースで、ここが難しいところです。
今年も大沼SやマリーンSを勝っている馬が出走しています。
また、過去の結果から、地方の交流競走から参戦して好走する馬が、1頭いることが多いでの注目です。
林修の注目馬
◎③ドリームキラリ 坂井騎手 11着
ドリームキラリは2017年のエルムSで3着、2018年は2着と好走していて、前走の欅ステークスでは東京競馬場の長い直線で粘って2着になっているので、札幌競馬場の直線でも粘れそうです。
ただ唯一不安なのは、近走は一走ごとに好走するので、前走2着になったことで今回どうなのかと気になりますが、2017年、2018年と好走していて相性のいいレースですので、今年こそ重賞制覇してほしいですわ。(林修談)
小倉記念(2019/8/4)
小倉記念の傾向
小倉記念はサマー2000の第3戦で、第1戦の七夕賞組から参戦する馬が多く、また鳴尾記念からも参戦する馬も多いレースですので、この2つのレースを注意したほうがいいレースです。
しかし過去の好走馬には、3勝した馬がこの小倉記念を勝つこともあるので、絞りにくくて大変なレースと言えます。
林修の注目馬
◎⑧メールドグラース 川田騎手 58.5kg 1着
メールドグラースは、前走の鳴尾記念と前々走の新潟大賞典で共に1着となっており、今回の小倉記念と同じ距離を優勝しています。
この小倉記念に繋がる鳴尾記念も快勝しているので、人気でトップハンデを背負っていても、逆らえないのではないでしょうか。
アイビスサマーダッシュ(2019/7/28)
アイビスサマーダッシュの傾向
アイビスサマーダッシュは、最近1番人気が馬券に絡むことが多く、固く収まるレースです。
去年は3着に人気薄のナインテールズ、8番人気がきましたが、1番人気と2番人気が1着2着ですので、さほど荒れませんでした。
このレースに限らず、新潟直線1000mは、枠順が結果に大きく影響を与え、過去10年7枠8枠が馬券に絡まなかったのは、2010年と2011年だけでした。
外枠に入った人気馬が期待に答えるレースなので、無理な穴狙いは近年は禁物と言えます。
林修の注目馬
◎⑪ライオンボス 56kg 鮫島駿騎手 1着
新潟1000mのニュースターが出てきました。
前々走の驀進特別は3枠でしたが、スタートするとすぐに外ラチ向かい、さほど無理すること無く走り、2着に4馬身差をつけて優勝しました。
前走の韋駄天ステークスでも1番人気に支持され、アッサリ快勝!
2019年の新潟1000mの申し子、ライオンボスが見事3連勝を決めるのではないのでしょうか。(林修談)
中京記念(2019/7/20)
中京記念の傾向
この中京記念は荒れるレースということが言えます。
しかし近2年は固く収まっていますが、荒れるレースと考えていいです。
中京記念に参戦する馬たちどのような路線をたどってくるかと言うと、米子ステークス、パラダイスステークスを使ってきます。
これらのレースでキッカケを掴んで、この中京記念を優勝するということがありますので、今年のレース結果の見直しが必要です。
林修の注目馬
◎⑭カテドラル 53kg 川田騎手 8着
カテドラルは、NHKマイルカップで3着と好走しましたが、以前はスランプで調子が出ない時期がありました。
しかし距離をマイルに変更すると、脚質も後ろから競馬をすることで、アーリントンカップ2着、NHKマイルカップ3着と安定した成績を残せるようになりましたので、いよいよこの中京記念で重賞を制することができるのではないでしょうか(林修談)
函館記念(2019/7/14)
函館記念の傾向
去年は3着13番人気のエテルナミノルが入って、3連単は50万円超えでした。
とにかくいつも荒れるレースが函館記念です。
なぜ毎年難しいのかというと、シーズン的なものがあります。
G1級の馬は夏休みで、G1級で力が及ばなかった馬がこの函館記念で主役になる。
逆にこの夏から成長してきている馬も、この函館記念に出走してきて、この2つの勢力が混ざるので難しいと言われています。
1999年にはハンデ50kgで勝ったジョーブッグバンという馬がいて、前走500万下を1着になっての挑戦でしたが、あっさり勝ってしまいました。
ということで、
- 夏の上がり馬を見つけるか。
- G1戦線で足りなかった馬が、函館記念で主役に躍り出るか。
今年は雨が多いので、そのこともポイントに入れて馬券を買う必要があります。
林修の注目馬
◎⑩ステイフーリッシュ 57.5kg 中谷騎手
この馬の成績は、日本ダービー(G1)10着、菊花賞(G1)11着、大阪杯(G1)13着と大敗していて、G1では少し足りません。
しかしG3の鳴尾記念では3着になり、中山金杯(G3)では2着になるなど、G3、G2では崩れません。
12戦2勝と父、ステイゴールドのように勝ちきれない馬ですが、ここでは主役になってくれるのではないでしょうか。(林修談)
七夕賞(2019/7/7)
七夕賞の傾向
七夕賞はハンデレースだけあって荒れるレースです。
一番人気が26連敗中で一番人気馬が裏切るレースと言えます。
また、1番人気、2番人気、3番人気で決まったことがない七夕賞なので、1番人気から3番人気の馬の内、どの1頭を切るか、または2頭切れるかが鍵です。
そのことで人気薄を買う余地が増えます。
2018年は11番人気、4番人気、12番人気で決着し、3連単は250万円を超えるレースとなり、1番人気から3番人気の馬は1頭も馬券に絡んでいません。
では、どんなタイプの馬が穴として馬券に絡むか。
- 前走成績は無視し3走前、4走前に好走していて、近走調子が悪く人気を落としている馬を買う。
- 平坦コースの芝1800m~2000mでの実績がある馬。
- 東京競馬場のような広いコースで勝つような馬ではなく、福島競馬場のような小回りが得意な馬。
林修の注目馬
②アウトライヤーズ 54kg 野中騎手 5着
前走の新潟大賞典で14着と大敗で人気を落としそうだし、前々走の福島民報杯で4着と好走し、福島を得意にしているので狙います!(林修談)
ラジオNIKKEI賞(2019/6/30)
ラジオNIKKEIの傾向
ラジオNIKKEIは荒れるレースで、過去にカシノピカチュウが14番人気で2着になっています。
カシノピカチュウはラジオNIKKEI賞の前のレースでも、17番人気2着、11番人気2着と穴をあけています。
もし今週の出走馬にそういった馬がいれば、ぜひ買いたいですね。
—————————————
宝塚記念(2019/6/23)
グランプリレースの傾向
グランプリと呼ばれる競馬のレースには有馬記念と宝塚記念があり、そのグランプリレースが得意な馬がいます。
過去には、1992年メジロパーマーが9番人気で宝塚記念を優勝し、その年末の有馬記念で15番人気で1着になっています。
今年の宝塚記念、大穴の馬が来たら面白いですね。
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林修の今週の注目馬はクリンチャーです!
◎⑨クリンチャー 8着
- 凱旋門賞に出走した馬
- 2200㍍は3戦2勝
- クリンチャーは重馬場の鬼、雨が降って馬場が重くなればチャンス
- 前走大敗して人気が落ちている今だから狙いたい馬
—————————————
函館スプリントS(2019/6/16)
今週は函館スプリントSの傾向です!
函館スプリントSは、最低人気、秋山真一郎騎手、タニノマティーニがキーポイントです。
函館競馬場に行くと、ガラリと馬が変わるそうで、その要因は
- 洋芝があう
- 滞在競馬
- 馬体重が増えている
洋芝がある馬かどうかは過去の函館競馬場の成績を確認できます。
滞在競馬をしている馬は、函館競馬場の環境に慣れるので、ストレスもなく好走する。
馬体重が増加しているから、重め残りと思いがちですが、函館競馬場に滞在しストレスもなく過ごしているので、馬体重が増えているのであって、体調が悪いからと言って馬体重が増えているわけではない可能性が高い。
以上のことを念頭に入れて、穴馬を探してみましょう、とのことです。
しかし、今年の函館スプリントSの出走取消の馬が6頭出てしまい7頭立てなので、これと言った穴馬を探せそうにないです。(泣)
—————————————
マーメイドステークス(2019/6/9)
今週はマーメイドステークスの傾向です!
マーメイドステークスは荒れる傾向があるので、
前走大敗していても、3走前、4走前で構想している馬を狙いたいです!
今年のマーメイドステークスで該当する馬は
⑤ランドネ、ですが、そこそこ人気になりそうです。
—————————————
安田記念(2019/6/2)
今週の注目馬は(アーモンドアイ)です!
◎⑭アーモンドアイ 3着
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日本ダービー(2019/5/26)
今週の注目馬は(ダノンキングリー)です!
◎⑦ダノンキングリー 2着
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ヴィクトリアマイル(2019/5/12)
今週の注目馬は(レッドオルガ)です!
◎②レッドオルガ
—————————————
NHKマイルカップ(2019/5/5)
今週の注目馬は(カテドラル)です!
◎⑩カテドラル
—————————————
天皇賞春(2019/4/27)
今週の注目馬は(フィエールマン)です!
◎⑩フィエールマン
—————————————
マイラーズカップ(2019/4/21)
今週の注目馬は(インディチャンプ)です!
◎③インディチャンプ
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皐月賞(2019/4/14)
今週の注目馬はダノンキングリーです!
◎④ダノンキングリー
—————————————
桜花賞(2019/4/7)
今週の注目馬はダノンファンタジーです!
◎⑮ダノンファンタジー
—————————————
大阪杯(2019/3/31)
今週の注目馬はステルヴィオです!
◎⑫ステルヴィオ
——————————–
高松宮記念(2019/3/24)
今週の注目馬はダノンスマッシュです!
◎⑬ダノンスマッシュ
—————————————-
スプリングステークス(2019/3/17)
今週の注目馬はクリノガウディーです!
◎②クリノガウディー
—————————————–
金鯱賞(2019/3/10)
今週の注目馬はエアウインザーです!
◎⑧エアウィンザー
—————————-
弥生賞(2019/3/3)
今週の注目馬はラストドラフトです!
◎①ラストドラフト
—————————-
中山記念(2019/2/24)
今週の注目馬はディアドラです!
◎⑤ディアドラ
——————————————————
フェブラリーステークス(2019/2/17)
今週の注目馬はサンライズノヴァです!
◎⑦サンライズノヴァ
——————————————————-
共同通信杯(2019/2/10)
今週の注目馬はアドマイヤマーズです!
◎④アドマイヤマーズ
東京新聞杯(2019/2/3)
今週の注目馬はインディチャンプです!
◎②インディチャンプ
シルクロードステークス(2019/1/27)
今週の注目馬はラブカンプーです!
◎⑩ラブカンプー
—————————————————————————–
アメリカジョッキークラブカップ(2019/1/20)
今週の注目馬はフィエールマンです!
◎④フィエールマン
——————————————————————————
日経新春杯(2019/1/13)
今週の注目馬はシュペルミエールです!
◎⑤シュペルミエール
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シンザン記念(2019/1/13)
今週の注目馬はマイネルフラップです!
◎①マイネルフラップ
—————————————————————
朝日杯フューチュリティステークス(2018/12/16)
◎⑥アドマイヤマーズ
———————————————————–
阪神ジュベナイルフィリーズ(2018/12/9)
◎⑪ビーチサンバ
———————————————————
チャンピオンズ(2018/12/1)
◎②ルヴァンスレーヴ
——————————————————–
ジャパンカップ(2018/11/25)
◎①アーモンドアイ 結果は1着でした!
マイルチャンピオンシップ(2018/11/18)
◎②ペルシアンナイト 結果は2着でした!
エリザベス女王杯(2018/11/11)
◎⑬ノームコア 結果は5着、残念!
JBCクラシック(2018/11/4)
◎⑭オメガパフューム 結果は2着 半分的中!
天皇賞秋(2018/10/28)
◎④レイデオロ 結果1着 的中!
菊花賞(2018/10/21)
◎⑨エタリオウ 結果2着 ギリギリ的中!
秋華賞(2018/10/14)
◎⑪アーモンドアイ 結果1着 的中!
毎日王冠(2018/10/7)
◎⑦ダイワギャグニー 結果7着 ハズレ!
スプリンターズステークス(2018/9/30)
◎⑫ナックビーナス 結果7着 ハズレ!
神戸新聞杯(2018/9/23)
◎⑧エポカドーロ 結果4着 ハズレ!