今回はJRA(日本中央競馬会)で2016年3月に川崎競馬場でデビュー戦を果たした藤田菜七子騎手についてお伝えします。
藤田菜七子騎手は、現在JRAの女性騎手として、一人で奮闘しています。
過去にもJRAには女性騎手はいましたが、藤田菜七子騎手以上の人気や実力はありませんでした。
その理由はいろいろありますが、藤田菜七子騎手の容姿や立ち居振る舞い、発言など、馬主、調教師、ファンに受けやすい存在なのかもしれません。
そんな藤田菜七子騎手の今週の騎乗予定や、通算成績、初の重賞制覇やかわいいファンションなど、藤田菜七子騎手について詳しく見ていきます!
藤田菜七子騎手通算成績
藤田菜七子騎手はJRAで2022年3月13日現在、140勝を挙げています。
藤田菜七子の累計成績
1着、140回、勝率:4分6厘
2着、157回、連対率:9分8厘
3着、117回、複勝率:1割3分7厘
2022期1勝
2021期14勝
2020期35勝
2019期43勝
2018期27勝
2017期14勝
2016期6勝
重賞2勝(JRA&地方交流)
2019年12月8日 カペラS コパノキッキング 1着(2番人気)
2019年10月2日 東京盃 コパノキッキング 1着(1番人気)
今週の騎乗予定!
藤田菜七子騎手の今週の予定です!
2022/3/18(土曜日)
中京競馬場
1R:スーサンユッセ
3R:スプレンダーシチー
4R:イントロバート
5R:エンドロール
7R:アイファーラクーン
9R:サイモンジルバ
2022/1/15(土曜日)
小倉競馬場
3R:④アドレマピュス
6R:⑤ブルーゲート
8R:④アルタグラシア
2022/1/16(日曜日)
小倉競馬場
1R:テイエムハニーダン
2R:ラッキークローバー
5R:ルクスリリー
6R:キタノホマレボシ
7R:スマイルバック
12R:セラスチューム
藤田菜七子【過去】の騎乗成績
藤田菜七子騎手の過去の成績はこちらから御覧ください。
2021/8/28(土曜日)
新潟競馬場
2R:⑦パワフルダンサー
4R:②サイレントナイト
6R:⑯ドゥラヴォーグ
7R:⑦シュウユアセルフ
11R:⑧クリノフウジン
2021/8/29(日曜日)
新潟競馬場
2R:サクラトップクロス
3R:ソプラノナイト
4R:ノアスマッシュ
5R:ニコニコプン
12R:タピテール
2021/8/21(土曜日)
新潟競馬場
6R:⑩ブルーローズシップ
7R:⑨レディアイコ
8R:⑥インヴァネス
10R:⑩ノアヴィグラス
12R:①アルタグラシア
2021/8/22(日曜日)
新潟競馬場
2R:フレンドショコラ
4R:セイントフォース
7R:サトルアプローチ
8R:シトラスクーラー
9R:シンシアハート
10R:サイモンサーマル
12R:イントゥザワールド
2021/8/14(土曜日)
新潟競馬場
3R:②マサカウマザンマイ
4R:⑭ノアスマッシュ
7R:①サイレントナイト
8R:⑦スズカブランコ
11R:⑥オールダージュ
12R:⑤ピクシーカット
2021/8/15(日曜日)
新潟競馬場
4R:アインジェニー
6R:リテラチュア
7R:サンマルシップ
8R:ケヴィンズクロス
10R:フローズンスタイル
12R:フミロア
2021/8/7(土曜日)
新潟競馬場
2R:⑧ジョブックフィオリ
4R:⑱ブルーローブシップ
7R:⑧アスクドンキバック
8R:③サンタグラシア
9R:④フレンドプリンセス
2021/8/8(日曜日)
新潟競馬場
1R:ディスフルタール
8R:ティエドゥール
9R:セピアノーツ
12R:ブライズルーム
藤田菜七子騎手がついに重賞(東京盃)を制覇!
2019年10月2日に東京競馬場で行われた「東京盃(jpn2)」でJRAの女性騎手としては初めての重賞を制覇することが出来ました。
重賞を制したお手馬は「コパノキッキング」で、藤田菜七子騎手にとって初めての「馬」になりました。
コパノキッキングと藤田菜七子騎手のコンビは、今年のフェブラリーSからのお友達で、もう少しで重賞制覇という惜しいところまで来ていましたがなかなか優勝することは出来ませんでした。
しかし今回コパノキッキングとは4戦目となり、馬の特徴も把握したようで、スタートから逃げると、そのまま逃げ切って重賞初制覇を果たしました。
コパノキッキングの次走は、JBCスプリント(2019年11月4日)に向かいG1初制覇を果たす予定でしたが、ゴール直前でブルドックボスに差されて、G1初勝利は2020年に持ち越しとなりました。
ウィメンジョッキーズワールドカップで世界制覇!
藤田菜七子騎手は、2019年6月30日にスウェーデンのブローパーク競馬場で「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に参戦しました。
藤田菜七子騎手も「招待していただいて嬉しいです。参加するからには「1」を目指したいです!」と張り切っていました。
2年前にもこの「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に参戦していますが3着でしたが、今年の結果はどうなったでしょうか。
藤田菜七子ウィメンジョッキーズワールドカップの結果
第1戦 (芝1,200メートル) オベヤ号 6着/8頭 (2ポイント)
第2戦 (芝1,400メートル) フランシスクス号 1着/10頭 (15ポイント)
第3戦 (芝1,600メートル) ヤマト号 5着/10頭 (4ポイント)
第4戦 (芝1,750メートル) フィラデルフィア号 2着/10頭 (12ポイント)
第5戦 (芝2,100メートル) チルターンズ号 1着/10頭 (15ポイント)
全5戦で2勝してます!
優勝 藤田菜七子(日本) 48ポイント
第2位 J.ラングレン(スウェーデン) 43ポイント
第3位 J.エリオット(イギリス) 38ポイント
なんと、合計ポイントで藤田菜七子騎手が、ウィメンジョッキーズワールドカップで優勝することができました!
藤田菜七子騎手は、この優勝に際してコメントしています。
優勝することができて本当にうれしいです。これまでお世話になっている皆様に少しでも成長した姿を見せられたかなと思います。これからも一鞍一鞍を大事に、自分のできることを積み重ねていきたいです。
JRAの女性騎手で、世界で通用した騎手はいませんでしたので、藤田菜七子騎手のこの優勝は、偉業と言っても過言ではないかもしれません。
着実に力をつけている藤田菜七子騎手。
一日も早くその先のG1を勝つ姿を見てみたいです。
藤田菜七子騎手 GⅠ(フェブラリーS)騎乗!
2019年1月27日の根岸Sを快勝したコパノキッキングの次走について、オーナーの小林祥晃氏がレース後にこう明かした。
「フェブラリーSに藤田菜七子騎手で行かせてもらいます!」
2018年6月17日の東京3Rで通算31勝(地方交流含む)を達成し、女性騎手として初めてG1騎乗が可能となった。
さらに2018年8月19日の新潟では2勝を挙げ、牧原(現姓・増沢)由貴子元騎手の持つ女性騎手JRA最多勝記録の34勝に並び、その後、その記録を更新し続けています。
ついにこの日が来ました!
JRAでは女性騎手がGⅠで騎乗することが無かったので、この藤田菜七子騎手のフェブラリーステークス(GⅠ)騎乗は、競馬界のみならず、女性活躍社会を推進する、安倍総理も期待しているかも知れません。
2019年1月27日の根岸ステークスを制したコパノキッキングに騎乗して勝利したマーフィー騎手は、コパのキッキングについてこう言っています。
「今回は強い勝ち方をしたけれど、やっぱり1200mが得意な感じがします。」
200m伸びることについての記者の質問には…。
「やはり長い気がします。やはり1200mがベストです」
名手のマーフィー騎手はこのように、コパノキッキングについて語っています。
しかし、コパノキッキングに実際聞いたわけではないので、フェブラーステークスでも好走し、GⅠタイトルを獲得することは難しくはないと思います。
2019年のフェブラーリーステークス(GⅠ)は、2019年2月17日、東京競馬場で行われますので、現地やテレビで藤田菜七子騎手を応援したいですね。
フェブラリーステークスの結果
藤田菜七子騎手は、はじめてのG1、フェブラリーステークスに騎乗し、結果は5着となりました。
最終人気は4番人気で結果は5着。
人気よりも上になることはありませんでしたが、見せ場は作ってくれました。
当日も、藤田菜七子騎手を初G1を見たいと、たくさんのお客さんが東京競馬場に訪れ、声援を送っていました。
レース前は「やってやる!」と意気込んでいましたが、フェブラリーS当日はいつもと違う緊張感が訪れたそうです。
発送直前のG1ファンファーレを聞いた藤田菜七子騎手は、「泣きそうになった」との心模様を述べました。
レース的には、オーナーや調教師の指示通りの騎乗をし、道中最高峰。
4コーナーでは若干外に膨れるところを見せ、ロスがありましたが、直線ではコパノキッキングに鞭打って、5着まで着順を持ってきました。
上がり3Fは2番目の35.2秒を示しましたが、3Fの1番はゴールドドリームの34.8秒なので、物理的にあの最高峰では勝利することは難しかったようです。
また、コパノキッキングが残りの3Fの時点で最高峰だったにもかかわらず、2番目の上がり3Fだったので、直線でのコース取りが良くなかったとか、コパノキッキング自身の距離が長かったなど、いろいろな評価はあります。
しかしG1初挑戦で優勝することは、なかなか難しいものですので、5着になったことはとても優秀だったのではと思います。
今後もG1や重賞での騎乗があると思いますので、初重賞、初G1勝利を今後も期待したいですね!
騎乗停止と落馬
この画像は藤田菜七子騎手がゴール前で馬が突然倒れ、落馬したときの画像です。
藤田菜七子騎手も落馬の影響で、馬場に叩きつけられましたが、痛い自分の体よりも倒れている馬を心配して歩み寄った姿です。
泥だらけになった馬は、故障しているのか、なかなか立つことがことができません。
馬は倒れた勢いでパニックになっていて、藤田菜七子騎手はその馬に近寄ると、馬を安心させるために馬の首を優しく撫でるのです。
倒れた馬はなかなか立てないので、藤田菜七子騎手は馬を安心させるために「大丈夫だよ」と何度も馬の首筋を撫で、獣医が来るまでやさしく見守っています。
馬は何度も何度も立とうとします。
でも立てません。
藤田菜七子騎手の心配の表情は見ているファンとしては切ないです。
馬も故障しているのか横になったままです。
そして、獣医が到着して馬の体を確認していると、横になったままの馬が突然立ち上がり、再び歩き出すのです。
馬はレース中倒れたことでショック状態で立ち上がれなかったようで、どこも故障はしていないようです。
藤田菜七子騎手は獣医に手綱を引かれながら馬場から立ち去る馬の後ろ姿を、安堵の様子で眺めていました。
その藤田菜七子騎手の様子を見ていると「よかった、よかった、故障して無くて…」といった声を発しているような、安心した様子が体からにじみ出ていました。
どの騎手も馬が倒れれば心配して馬に近寄っていくでしょう。
しかし女性騎手である藤田菜七子騎手が、落馬して倒れている馬を、泥だらけになって心配するその様子を見ると、男社会でがむしゃらでひたむきに生きながらも、馬に対する女性ならではの優しい一面を見ると、今までなし得なかった女性騎手の記録をどんどん更新して、世界でも通用するような騎手にもなってほしいと思ったりもします。
藤田菜七子騎手・不良行為で騎乗停止
そんな藤田菜七子騎手。
過去には競走中以外で騎乗停止がありました。
同期の菊澤騎手が19歳で飲酒をし、JRAから非行があったということで、騎乗停止処分がありました。
その菊澤騎手が飲酒した時に同席していたのが、同期の小幡巧騎手と藤田菜七子騎手でした。
小幡巧騎手も飲酒をしていましたが20歳になっていたので問題はありませんでしたが、藤田菜七子騎手は当時まだ19歳でした。
しかし、藤田菜七子騎手は未成年なので飲酒はしていないと言うことで、非行には該当しませんでしたが、19歳の菊澤騎手が飲酒していたところにいたので、所属している厩舎の関係者はこう言いました。
「同席したのは事実ですが、菜七子は飲酒はしておりません。しかし教訓として今回は騎乗自粛といたしました」
まぁ、未成年の飲酒の場所に未成年の藤田菜七子騎手が同席していたので、騎乗自粛はやむを得ないですが、飲酒の場にいてお酒に手を付けないあたり、藤田菜七子騎手はなかなかのツワモノですね。
個人的には飲んでいます。
まだG1を勝ってないのに年収がやばい!
藤田菜七子騎手は2020年で5年目の騎手です。
毎週ほぼ騎乗していますが、まだ安定的な成績を収めているわけではありませんし、当然G1もまだ勝っていません。
そう考えると、年収もそんなに多くはないのかな?と思ったら、3年目の普通のサラリーマンよりもメチャクチャ稼いでいるのです。
2016年:約1,800万円(1年目)
2017年:約2,600万円(2年目)
2018年:約4,238万円(3年目)
2019年:計算中(4年目)
1年目で1,800万円稼いで、2年目で2,600万円、3年目は4,238万円。
2019年の4年目は、重賞2勝していますので5,000万円以上は稼いでいるのは確実です。
競馬の騎乗以外でもマスコミに出演することで、ギャラが発生するでしょうから、これ以上の収入があると思われます。
騎手の平均年収よりは少ないですが、1年目で1800万円も稼げるなんて、騎手ってすごいですね。
でも騎手は大変で危険な職業ですから、これだけ年収があっても不思議はないですね。
ちなみにお父さんほど離れている武豊騎手は、50歳代になった今でも1億円以上稼いでいますので驚きです。
藤田菜七子騎手には重賞やG1を勝って、もっと年収を増やしてほしいです。
藤田菜七子のかわいい私服【画像】
引用:https://daishi-shirokuma.com/
引用:https://daishi-shirokuma.com/
引用:https://daishi-shirokuma.com/
藤田菜七子騎手は競馬の勝負服とヘルメット、ムチが似合っていますが、私服姿も似合っていて可愛いです。
引用:https://becomehappyall.com/
本当に馬が好きなんですね。
基本的に勝負服、ジャージ姿の画像が多いですが、私服になると普通の女子なので、ムチで馬を「パンパン!」叩いているとは思えません。
藤田菜七子騎手にまとわりつくハゲ問題は彼氏で改善?
藤田菜七子騎手を見ていると、「あれ?髪の毛薄いな、ハゲてるのか?」と思わせる画像が多いです。
特に騎乗が終わってヘルメットを脱ぐと、汗で髪の毛が皮膚にくっついていたりすると、一部が完全に薄くなったように見えて少し心配します。
仕事のストレス
引用:https://p.nikkansports.com/
女性の薄毛はストレスが原因であることが多いようです。
特に藤田菜七子騎手は、男性社会の競馬界で、必死に戦っています。
毎日、競走馬にまたがって、どうやったら勝利につながるかと日々考えているでしょう。
しかも騎手なので、体重を気にしながら生活をしなければいけないので、食事も制限されています。
仕事が終わって、友達と食事に行って、たらふく食べることはできないようです。
食べることでストレスを発散することは難しいでしょうから、他のことでストレスを発散することになります。
藤田菜七子騎手のストレス発散方法は「お買い物」だそうです。
しかし、お買い物の一人で行くことが多いので、誰か誘ってほしいそうです。
恋人ができて、ストレス発散方法である「お買い物」が、その彼氏とできるようになれば、薄毛(ハゲ)も改善されるかもしれません。
蒸れた頭皮
ヘルメットで蒸れると、薄毛の原因になったり、頭皮にとても悪いようです。
蒸れることで、細菌の繁殖が活発になってしまうので、頭皮にはとても負担をかけてしまうそうです。
野球選手でも試合中は帽子を被って試合をしているので、サッカー選手よりも蒸れてハゲている人が多いように感じます。
その影響で藤田菜七子騎手も薄くなってしまっているのかもしれないです。
しかし他の騎手でハゲと感じる人は少ないので、藤田菜七子騎手の体質も大幅に影響しているのかもしれません。
エージェント問題(ストレス)
騎手は競走馬に騎乗するのに、エージェントの存在が大いに必要になるようです。
エージェントは騎手が騎乗する競走馬を探してきてくれたりと、騎手の仕事を補助してくれます。
藤田菜七子騎手にもエージェントがいたのですが、そのエージェントは騎乗依頼を報告するのを忘れたり、必要以上に藤田菜七子騎手と距離を縮めてきたりと、所属している根本康広調教師の怒りを買ったということがあったようです。
どんどん馬に乗って上手くなりたい時期の藤田菜七子騎手なのに、騎乗依頼報告を忘れてしまっては藤田菜七子騎手も不満が溜まりそうですね。
2017年秋からは、中村剛士氏がエージェントとして担当している方ですが、エージェントとして名前が消えているようです。
馬に乗ること以外にいろいろと問題があると、騎乗にも影響が出てきて、思ったように仕事ができないのでストレスが溜まりそうです。
以上のことから、藤田菜七子騎手のハゲの問題は、蒸れた頭皮が原因でもありますが、一番のハゲの理由は「精神的なストレス」が大きな原因ではと思います。
いまだに男社会の競馬界で、女性一人で頑張っている藤田菜七子騎手の姿は美しいです。
その格好いい姿は競馬界にとって宝です。
一時のブームで終わらないように、藤田菜七子騎手にはその美しい姿をいつまでも見せていただきたいです。